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「黒ワニとハーモニカ」別館 バンダイがマーズジャケットをプラモにしてくれるのを待つ日記

ロボットアニメをわりと好むヲタによるブログ。 たまに少しだけ防衛問題について喋ったりもします。 あとパワードレッド・ドレッドノートHのプラモ化と、コトブキヤが有澤の雷電をプラモにしてくれるのも待ってます。

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「軍事研究」2005年1月号別冊

 軍事研究の特集別冊号。
多数の筆者が寄稿しているので目ぼしい記事について。
  
・「フセイン政権を21日で潰した"イラクの自由"作戦」 河津幸英
 いきなり石油利権獲得のための開戦とかいう河津氏らしくないヨタ話が書いてあって脱力するが、他は十分な内容。
概略解説だが部隊や数字を伴う具体的解説はさすが河津氏といったところ。
 
・「死者1200人越える!イラク掃討作戦と米占領軍の全貌」 河津幸英
 戦後のイラク治安作戦解説。
個人的感情をいっさい交えず、事実のみが記されており読み易い。
 ただ河津氏の両記事は本誌連載の要約的側面があるのでそれに比べると密度が薄い印象も。
 
・「連合軍統治失敗の教訓と自衛隊の国際貢献」 江畑謙介
 16のワーキング・グループを設置して1200pものイラク再建のための研究報告を作った国務省を無視し、漫然としたRMA万能論で押し切ったラムズフェルドら国防総省の失策についての論述がたいへん興味深い。
 他にもラムズフェルドは開戦一ヶ月前に国務省の研究の存在を知り、同ワーキングチームのリーダーを自分のスタッフに加えるよう要請したガーナーの要求を拒絶していたなどラムズフェルドの失敗を実証的に論述しているのは流石の一言につきる。
 
・「自衛隊海外派遣、活躍の足跡」 村上和巳  
 湾岸戦争当時のペルシャ湾掃海にまで遡り、過去の海外派遣の顛末をざっと洗った記事。
武器輸出規制にひっかかるという理由で防弾チョッキを持っていけなかったという事例には驚愕するより他ない。
 
 
 他にも米軍の情報組織解説やペンタゴンのレポートによる「イラクの自由」作戦個人装備評価など、それなりに充実した内容。
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コメント

うわ、面白そう

エバケンの記事が非常に面白そうです。ちょうどWPにイラク戦争の教訓に関する記事が載っていて自分のブログでも取り上げたんですが、ラムズフェルドら国防総省の失策については詳しく触れられてなくて痒いところに手が届かなかったんですよね。国務省のWGと研究報告の話は1年位前の読売にも記事が出てましたが、エバケンが取り上げているとなると読み応えがありそうです。個人的にイラク戦争の是非論よりもラムズフェルドら国防総省の危うい戦争の進め方の方がよっぽども重要な論点だと思っているので自分も早く読んでみたいなあ。

#しかしまだ店頭に並んでるんだろうか、軍事研究の1月号……。

  • 2005/04/19(火) 23:57:02 |
  • URL |
  • だい #wbvimiA2
  • [ 編集 ]

>イラク戦争
そもそも「査察で解決できる」vs「出来ない」が論点で、小泉首相もWMDを保有しているから、ではなく「イラクは査察に従わなかったから米英の行動を理解する」と言っていたのにすっかり忘れられていますからねえ。
 
治安維持作戦でのハードスキン装備不足がもたらした弊害などは本誌にしか載ってないのが惜しい点ではありますが、エバケン記事は実務的観点からイラク戦争を見る上ではきわめて重要な情報なのでお勧めです。
…もう売ってない気がしますが。

  • 2005/04/20(水) 00:41:58 |
  • URL |
  • TF #-
  • [ 編集 ]

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RAND研究所、イラク戦争に関し報告書を提出

 最近RSSリーダーを使っているんだけど、ブログやニュースサイトの更新情報を一括管理できて便利だね。アメリカの新聞だと分野別に細かく情報が表示されるんで特定のニュース分野をフォローするのにとても重宝する。今日の記事はWashington Postの軍事分野から。-----2005.0

  • 2005/04/19(火) 23:43:40 |
  • An Overaged Undergraduate in Monologue.
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