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「黒ワニとハーモニカ」別館 バンダイがマーズジャケットをプラモにしてくれるのを待つ日記

ロボットアニメをわりと好むヲタによるブログ。 たまに少しだけ防衛問題について喋ったりもします。 あとパワードレッド・ドレッドノートHのプラモ化と、コトブキヤが有澤の雷電をプラモにしてくれるのも待ってます。

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1/16朝日社説「軍縮会議 立ち枯れにするのか 」

これが日本国内の組織なら、とっくに「小泉改革」の対象になっていることだろう。ジュネーブにある軍縮会議(65カ国加盟)は、それほど活動実績の乏しい組織になってしまった。

 多国間で軍縮を交渉する世界唯一の常設組織。それが軍縮会議だ。軍縮委員会時代を含めて40年余りの歴史を持つ。この間、核不拡散条約や生物兵器禁止条約、化学兵器禁止条約をつくり、96年には包括的核実験禁止条約(CTBT)をまとめた。

 だが、それを最後に論議は空転し、10年近くなんの成果も生み出せない。

 近年は北朝鮮、イランの問題など、核が広がる危険に国際社会の関心が向いている。むろん核保有国が増えるのを防ぐことは大事だが、それだけでは足りない。世界をより安全にするために、まず核全体の軍縮を進めることが必要だ。


 なのに、その役割を担う軍縮会議がこのありさまだ。多くの非核国の不満が強まるばかりなのも無理はない。最大の障害は会議の進め方にある。条約採択のような重要事項だけでなく、交渉テーマを選んだりする手続き事項まで全会一致制をとっている。その結果、一国でも強固に反対すれば身動きがとれなくなる。

 全会一致制には利点もある。65もの国が議論を尽くせばそれだけ説得力が増し、条約に加わる国が増えそうだ。だが現実は、核保有国同士、保有国と非核国の利害が対立し、何の決定も下せない。

 失望感からだろう。加盟国の中には軍縮会議担当を減らしたり、担当大使を置かなくなったりする動きも出ている。このままでは多国間による核軍縮は立ち枯れになってしまいそうだ。


 軍縮会議を再活性化するには、規則を改める必要がある。それができないなら、活動を中止した方がいい。日本の呼びかけで世界の有識者が核問題を論議した「東京フォーラム」は99年、政策提言の中でそう指摘した。軍縮会議はこの言葉をかみしめ、本気で改革に踏み出す時だろう。

 軍縮会議は国連から独立した組織だが、経費は国連予算に頼っている。国連改革を主張する日本政府は、被爆国であることを強く意識して、軍縮会議改革でこそ先導役を担うべきだ。

 もし軍縮会議が自らを改革できないなら、他の道をさぐるしかない。多数決で決定できる国連総会が核軍縮交渉を引き受けるなど実現可能な選択肢はある。


 軍縮会議の機能をそっくり国連総会に移さなくても、特定の条約交渉だけを代行する方法もある。たとえば、核兵器用の核物質生産を禁止する条約である。

 この条約は核保有国の軍拡に歯止めをかけるだけでなく、非核国の核武装を抑える効果もある。多くの国の利益にかなう条約なのだから、条件次第では妥協点を見いだせるのではないか。

 軍縮会議に任せているが故に、核軍縮が進まない。そんな皮肉な時代から早く抜け出さなければならない。

――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 「CTBTをまとめた」のはいいが、まとめただけで未だに発効していないそその見通しもまったくと言っていいほど立っていないという重要な点に触れないのはいかがなものか。
 それと「これは核兵器用じゃない核物質だ」「いやそれは本当にそうなのか?」という話、つまりその両者の識別をいかにするかという点で揉めているところに「核兵器用核物質を造らないようにしよう!」とぶち上げてもあまり意味がない気がする。
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コメント

 国際機関のリストラですか?朝日も某国のヒゲ大使みたいなことを言うようになったもんですなぁ。

  • 2006/01/18(水) 00:54:37 |
  • URL |
  • だい #wbvimiA2
  • [ 編集 ]

まあ、新聞の社説なんて往々にしてこんなもんなんでしょうけどね。

  • 2006/01/20(金) 03:49:41 |
  • URL |
  • TF@無意味にレス遅くなってすみません #-
  • [ 編集 ]

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