「黒ワニとハーモニカ」別館 バンダイがマーズジャケットをプラモにしてくれるのを待つ日記

ロボットアニメをわりと好むヲタによるブログ。 たまに少しだけ防衛問題について喋ったりもします。 あとパワードレッド・ドレッドノートHのプラモ化と、コトブキヤが有澤の雷電をプラモにしてくれるのも待ってます。

「防衛法研究【臨時増刊号・2015年】」

率直に言って、手続き的な正しさを軽視する雰囲気がよりにもよって防衛法学会でまで主流らしいことに評者はかなりの落胆を感じている。

公式に自民党の関係者であり、また本人もそれを明示している田村重信が「安保法制がいかに法律上問題なく、現実主義志向政策として正しく、またそれに反対するメディアがいかに時代遅れの愚かな左派であるか」という自民党の見解を力説するのはまだ分かるが、「立憲主義を守り、憲法の理念を堅持しつつ歴史の評価に耐えられて、なおかつ国家・政府として国民の権利と幸福を守ろうとするアプローチだったと言える」「勿論最高裁の違憲立法審査権にも耐えうる法的論理構成であることは言うまでもない」とは褒め殺しか?と思うほどである。
ただこの論考の著者である里永尚太郎も調べてみるとその田村重信の弟子筋であるらしいのでそういう意味の理解はできたが。
また自民党内部での安保法制までの内部意思決定過程は一定の価値がある内容ではある。

しかし黒字強調をやたらと多用していかにこの決定がリアリズム上正しく、それに反対するのは時代遅れの左派勢力ばかりかということを延々と書いていた論考もあったが、書いている内容自体WILL・正論・諸君でも見られそうな話なのに往時のテキストサイトかと思うようなごてごてした装飾で色々な意味でげんなりさせられた。

総じて期待はずれとしか言いようがない。
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