「黒ワニとハーモニカ」別館 バンダイがマーズジャケットをプラモにしてくれるのを待つ日記

ロボットアニメをわりと好むヲタによるブログ。 たまに少しだけ防衛問題について喋ったりもします。 あとパワードレッド・ドレッドノートHのプラモ化と、コトブキヤが有澤の雷電をプラモにしてくれるのも待ってます。

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「落第騎士の英雄譚」海空りく

7巻まで。

・イッキの場合ホントに弱い。魔力E以上なら銃で撃たれても問題ないけどFのイッキだと銃で死んじゃう。
確かに剣術は凄いけど普通は能力でなんとかするもんだからあんまりアドバンテージにもなってないという。

・相当不遇な仕打ちを長年受け続けたわりにあんまりひねてないというかむしろ素朴でいい奴なので安心して読める。
やっぱり主人公の性格が悪い(それも作者が意図しないうちに悪くなってるパターン)はつらい。

・戦闘シーンの描き方はいまいちかなって思うのは俺が戦闘描写に定評のある秋田の信者だから、そのへんは割り引いて考えられるけど、ネーミングセンスや能力はちょっと凡庸かな。
なんか蛇尾丸/狒狒王蛇尾丸っぽいのとか、仙里算総眼図っぽいのとか、あと「レールガンの要領で超高速抜刀」とか、どこかで見た聞いたような要素がチラホラ。

・最後はイッキとステラがどちらが強いか雌雄を決する約束してるからOPが酒井ミキオになんのね、これ。

・しかしこれのアニメとそれに対する視聴者の反応見てると、ラノベって1巻の時点でできることの自由度はものすごい低いのではっていう気がしてくる。
最後主人公勝たないといけないし、その盛り上がりの山場のためには谷がくるように話作らないといけないし、さらにヒロインとのラッキースケベイベント入れないといけないし……で結局似たようなものになるんじゃないか、と。
人気が出てくると巻を跨いでの敗北からの逆襲展開とか色々自由がきくようになるけど、1巻だけ読んでそこで図るなら、記憶にある限りバトルものならバトルもの、謎部活・日常系ラブコメものならラブコメもので各ジャンル1巻なんてそれこそほとんどどれもこれも同じような展開ばっかりだし実際。
(作家自体にファンがついてるような中堅以上の作家だともっとぶっとんだ展開やれるけど)

落第騎士の場合ガチで弱いのを無理やりワンミニッツトランザムでなんとかしてるだけなのに、それをさして「さすおに」と言ってしまうケースとか、もうこれ逆に「テンプレだ!」って言いたがるだけの半可通をあぶり出すチェッカーになってる感じある。

・敵がちゃんと強いのも好感が持てる。

・ヒロイン一人に絞ってるのも個人的には好みが合うかな。
ハーレムの場合、ヒロインの人数増やしていくと必然的に一人あたりに割ける描写が減ること、主人公がクズ化していく(特に長期展開すると)、作品畳むときに困るとかでデメリットが多く感じて好きじゃない。
許せて3、4人かなあ。それ以上増やすとキャラがステロタイプ化していく印象ある。

・しかし折れた骨を火で炙って溶接とか恐ろしいヒロインだなおい。
まあ他の人物も大なり小なりそういうバトルジャンキー思考なんですが。

・諸星は現七星剣王だけあって気持ちのいい男でした。

・「ヌードモデルが描きたい」というサラに当然渋るも「あなたたちのウェディング衣装を描いてあげるから」の一言で簡単に買収されてしまうステラさん。

・「23手目さん」呼ばわりされる天眼ェ……
イッキも同じくまともに斬り合ったら23手目で負けると読んでいたからこそ次が控えているにも関わらず、あえて開幕一刀羅刹+比翼でかかったものの、あれハタから見たらただの瞬殺KOだしなあ。


中二マインドへの刺激が物足りないものの、登場人物たちのスクライド的思考は面白く、けっこう読ませる作品。
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