「黒ワニとハーモニカ」別館 バンダイがマーズジャケットをプラモにしてくれるのを待つ日記

ロボットアニメをわりと好むヲタによるブログ。 たまに少しだけ防衛問題について喋ったりもします。 あとパワードレッド・ドレッドノートHのプラモ化と、コトブキヤが有澤の雷電をプラモにしてくれるのも待ってます。

「魔術士オーフェンはぐれ旅 手下編」秋田禎信 その2

・最初のマジクとクレイリーの挿絵。
市王戦術魔術士団に制服が(まだ?)ないというのが意外だったなぁ。
クレイリーとか絶対嬉々としてめっちゃオサレでスタイリッシュな制服作ってるだろって思ってたのに。単純にカネがないのか?

・何もかもどうでもよくなっているマジクだけど、「部下に裏切られているラッツベインを見捨ててさっさと帰る」という選択だけは最初から存在しないのが……いやラツマジキテル……って思わなかったわけじゃないけど、どちらかというと「それが今のマジクにとっての最後の人間性なんだな」と思えてむしろ悲しかった。

・「あいつも同じ人間だ、やってやれねえことはねえ」
 「そう言って何人やられたんだ」
こんなことまで言われてて、本当に何人仕留めたんだマジク……

・というか革命闘士は何かあるたびにあのブラディ・バースとかいうバケモノを毎回送り込まれてたのかと思うとちょっと気の毒にすらなる。

・「師匠師匠」とマジクに自分の立場をひけらかして見せびらかすラッツベインかわいい。

・結局カーロッタはなんであんなもの残したのかというのは、マジクが言う通りあるわけないだろと思っていたものが本当にあったというだけの嫌がらせ半分、ラッツベインが言う通り人間は簡単に悪人になりきれたりはしないっていうのが半分な気がする。

・4部本編は非常に満足だったんですが、唯一「この後マジクどうすんの?クレイリーに嫌がらせするだけの余生を送るの?」というモヤモヤがあったのでそのマジクに救いが訪れて本当に良かった。
「あー客って誰だろ敵だと面倒がなくていいなーぶっ殺せばいいんだし」とか完全に壊れきった殺し屋の思考だよ。

・この最後の最後で岬の楼閣というシリーズの中でまじめに触れざるべきアンタッチャブルな完全ギャグ時空存在をシリアスに回収すんなよ!卑怯だろ!

・「エピローグ」という秋田にしては飾らないストレートなタイトルの最後の最後。
4部本編をマヨールとベイジットが〆たことを思えば、来るのはやはりフォルテとティッシでしょう。
二人が自分がダメな親だったことを後悔しているというのが非常に意外でした。
特にフォルテはまだしもティッシは絶対この期に及んでもなんでベイジットがグレて家出したのか分かってないんだろうなあって思ってたし。
ベイジットが帰って来ないことを「出来のいいほうの子供が帰ってくるからそれでいいのか」とフォルテに問い詰めるくだりとかまさかティッシがそこまで……みたいな。
「自分の娘を自分で殺して、はい不始末はケリをつけましたと気持ちを切り替えて生きていけるか?わたしにはそうは思えない」とかそこまで言うくらいなら最初からもうちょっと娘に優しくしてあげられなかったのか?感ある。

・そんな絵に描いたみたいな「後悔先に立たず」のマクレディ夫妻の話ですが、最後は希望を持たせる綺麗な終わり方で非常に満足でした。
これで4部のいくつかの心残りも完全に回収されたし、今度こそ完結か。TOが下手に商売ッ気起こして無理やりリブートさせなければいいんですが。
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