「黒ワニとハーモニカ」別館 バンダイがマーズジャケットをプラモにしてくれるのを待つ日記

ロボットアニメをわりと好むヲタによるブログ。 たまに少しだけ防衛問題について喋ったりもします。 あとパワードレッド・ドレッドノートHのプラモ化と、コトブキヤが有澤の雷電をプラモにしてくれるのも待ってます。

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「トップシークレット・アメリカ」デイナ・プリースト/ウィリアム・アーキン

アメリカの秘密保護をめぐる問題を描いた本。

・きわめて厳密な機密保護指定がかけられた結果、委員会に出席する議員が自身にしか閲覧を許されず(スタッフやブレーンに見せて相談することが出来ない)、コピーもメモも取れず特定の部屋の中でしか見られないという状態になった結果正確な資料の精査が不可能になってしまっている。
イラク戦争でもフセイン政権の大量破壊兵器保有という情報は疑いあり、と資料には書かれていたにも関わらず、上記のような閲覧状況で議員がきちんと目を通せなかった。

・カウンターテロリズムを担当する部局が次から次へと増え続け、この本の発行年にはアメリカ政府内に200以上ある。
またIED対策センターを各軍合同で設置したところ、なぜか独自の情報機関や航空戦力を持ち始めた挙句なぜか陸軍と海兵隊が個別にリサーチセンターを設置するという本末転倒に。

・機密にしていることが多すぎ、自分でも何をしているのかわからなくなっている。
機密情報取扱資格の保有者を予算から推定して「だいたいこれくらいではないか」と取材に行ったところ「たぶんそれくらいじゃないか、ところで次のプレゼンに使うのでその資料を借りたい」と逆に言われたというエピソード。


機密指定情報に対する国民の指定解除請求審査権や、機密指定の年数経過による自動解除規定、「機密指定してはいけない情報」の定めが法律にあるアメリカですらこうなっていると思うと、それらを持たない日本はもっとひどいことになる気がしてならない。
特に機密指定された情報を議員がプレーンに相談できない、というのは日本の秘密保護法においても(本人しか見られない、というほど理不尽ではないにせよ)大筋同じなので非常に気がかりな点。
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