「黒ワニとハーモニカ」別館 バンダイがマーズジャケットをプラモにしてくれるのを待つ日記

ロボットアニメをわりと好むヲタによるブログ。 たまに少しだけ防衛問題について喋ったりもします。 あとパワードレッド・ドレッドノートHのプラモ化と、コトブキヤが有澤の雷電をプラモにしてくれるのも待ってます。

秘密保護法関連その5

秘密保護法案反対 学者の会声明全文
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/himitsuhogo/list/CK2013112902000155.html

 国会で審議中の特定秘密保護法案は、憲法の定める基本的人権と平和主義を脅かす立法であり、ただちに廃案とすべきです。


 特定秘密保護法は、指定される「特定秘密」の範囲が政府の裁量で際限なく広がる危険性を残しており、指定された秘密情報を提供した者にも取得した者にも過度の重罰を科すことを規定しています。この法律が成立すれば、市民の知る権利は大幅に制限され、国会の国政調査権が制約され、取材・報道の自由、表現・出版の自由、学問の自由など、基本的人権が著しく侵害される危険があります。さらに秘密情報を取り扱う者に対する適性評価制度の導入は、プライバシーの侵害をひきおこしかねません。


 民主政治は市民の厳粛な信託によるものであり、情報の開示は、民主的な意思決定の前提です。特定秘密保護法案は、この民主主義原則に反するものであり、市民の目と耳をふさぎ秘密に覆われた国、「秘密国家」への道を開くものと言わざるをえません。さまざまな政党や政治勢力、内外の報道機関、そして広く市民の間に批判が広がっているにもかかわらず、何が何でも特定秘密保護法を成立させようとする与党の政治姿勢は、思想の自由と報道の自由を奪って戦争へと突き進んだ戦前の政府をほうふつとさせます。


 さらに、特定秘密保護法は国の統一的な文書管理原則に打撃を与えるおそれがあります。公文書管理の基本ルールを定めた公文書管理法が二〇一一年に施行され、現在では行政機関における文書作成義務が明確にされ、行政文書ファイル管理簿への記載も義務づけられて、国が行った政策決定の是非を現在および将来の市民が検証できるようになりました。特定秘密保護法はこのような動きに逆行するものです。


 いったい今なぜ特定秘密保護法を性急に立法する必要があるのか、安倍首相は説得力ある説明を行っていません。外交・安全保障等にかんして、短期的・限定的に一定の秘密が存在することを私たちも必ずしも否定しません。しかし、それは恣意(しい)的な運用を妨げる十分な担保や、しかるべき期間を経れば情報がすべて開示される制度を前提とした上でのことです。行政府の行動に対して、議会や行政府から独立した第三者機関の監視体制が確立することも必要です。困難な時代であればこそ、報道の自由と思想表現の自由、学問研究の自由を守ることが必須であることを訴えたいと思います。そして私たちは学問と良識の名において、「秘密国家」・「軍事国家」への道を開く特定秘密保護法案に反対し、衆議院での強行採決に抗議するとともに、ただちに廃案にすることを求めます。


「原則賛成、今回の法案には反対寄り(もしくは今回の秘密保護法と平行して情報・公文書公開の強化を求める)」という立ち位置で見ると、こういう十年一昔(どころか30年前からあるんじゃないだろうか、こういうの)いかにもなテンプレート的「いつかきた道」論を出されると、反対意見が全部同じ穴のムジナ扱いされて言いづらくなるので非常に迷惑の一言に尽きる。

もっともそれを言うと「原則賛成」と書き込むのも「防衛機密!」と言えば知る権利などいくら踏みにじっても構わないと思っている連中と一緒くたにされそうで怖いわけで、要するに現状意見しづらい。

間違いなく言えるのは今回の安倍政権の法案成立のための姿勢は非常に拙速ということ。
小泉政権当時、有事法制(武力攻撃事態関連3法)は与党・政府内事前審査だけで4ヶ月、国会審議に至っては3会期にも渡る長い時間をかけて野党(当時第一党であり主に修正協議に参加していたのは民主党)と修正協議を繰り返した結果8割以上の賛成を経て成立したという過程と比べると、今回はプロジェクトチームの発足から法案提出までその半分の二ヶ月。
国会審議に至ってはたった40時間強、野党間の反対も強い(原則賛成の民主党も法案には反対)上に、先日紹介したブログなどで(軍国主義の復活がどうの、戦争への道がどうのという飽きもしない大道芸とは異なる)実務的な問題点が上げられており、拙速なのは目に見えている。

そういう点を批判しないで「またブサヨの寝言が始まった」で片付けられそうな(事実そういう反対の仕方をされたらそうとしか言えない)、本当に法案の条文に目を通したのかさえ怪しいような反対論を大々的にぶち上げられても反応に困る。
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