「黒ワニとハーモニカ」別館 バンダイがマーズジャケットをプラモにしてくれるのを待つ日記

ロボットアニメをわりと好むヲタによるブログ。 たまに少しだけ防衛問題について喋ったりもします。 あとパワードレッド・ドレッドノートHのプラモ化と、コトブキヤが有澤の雷電をプラモにしてくれるのも待ってます。

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「冷戦後日本の防衛政策」柴田晃芳

防衛問題懇親会~新ガイドラインの期間に限って、田中明彦「安全保障」や船橋洋一「同盟漂流」などの先行研究を整理した本。

すでに07大綱の時点で「限定小規模侵略独自排除」方針が消え、日米安保体制がより前面に押し出されたことや「多角的安全保障」の視点の後退といった点を確認できる。
またかつて防衛庁長官就任当時「防衛畑ではない大臣」として迎えられた大野功統や、当時新党さきがけ所属だった前原誠一が実は07大綱策定に関わっていたというのは意外な情報である。

それにしても「日米安保は二国間のためのみならず東アジアの公共安定材」とした日米安保再定義を無視して未だに「無関係なアメリカの戦争へ引きずり込まれる」といった議論や、実際に日本防衛が日米防衛当局者の間での実質的な問題として浮上したのが旧ガイドラインからと考えても30年近く下は事務方レベルから上は与党幹部・政府閣僚レベルまでずっと日米共同防衛のための調整交渉を続けてきたのに未だに「アメリカは日本を守らない」などと言ってしまう人々の多さを見ると、本当に空疎な議論ばかりが横行しているという印象を持たざるをえない。

「米国隷属」反対派もどうせなら「限定小規模侵略独自排除」が放棄された点を突けばいいものを。
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