「黒ワニとハーモニカ」別館 バンダイがマーズジャケットをプラモにしてくれるのを待つ日記

ロボットアニメをわりと好むヲタによるブログ。 たまに少しだけ防衛問題について喋ったりもします。 あとパワードレッド・ドレッドノートHのプラモ化と、コトブキヤが有澤の雷電をプラモにしてくれるのも待ってます。

「鋏の託宣」再読

・「海を渡ってから、俺を責めてない怒鳴り声を聞くのは初めてかもしれない」
メッチェンの葬式に参列したオーフェンがクリーオウに漏らした一言。
4部オーフェンの主なお仕事は人から罵られること、なんてレビューを見たことありましたが、原大陸の一般市民からキエサルヒマの一般市民から革命闘士から、自分が校長をやっていた学校の生徒から、あげく大統領夫人(ドロシー)からラポワント市の市長(サルア)から、ほんとオーフェン罵られまくりでしょ……
コギーとマジクの会話もまさか「市議会の支配を受け入れない」という決断をマジクが独断でしたはずないだろうし、当然オーフェンの意向を受けて原大陸の司法組織とやりあってるわけだろうから実質オーフェンはコギーとも揉めてるわけだし。
ほんと出世はした、したけどちっとも楽な暮らしができてないですよグロ魔術士殿ェ……まあその点は他の無謀編・本編メインキャラたちも一緒だけど。
しかしこの四部の物語が終わった時、立場的に本来監獄にいるはずの人間であるオーフェンはどういう扱いになるんだろう。壊滅災害と戦った功績で無罪放免とかそんないい加減な処理する作者じゃないし。

・四部のマジクについて。
 シスタ評「とうてい同じ人間とは思えない、名前で呼ぶのも抵抗がある」
 コルゴン評「狂った戦闘法を叩きこまれたバケモノ」
 コギー評「彼ほど反魔術士を憎んでいる人間もいない」
 ドロシー評「壊れたガラクタ」
 本人主観「どうせ代わりはいるからいつ死んだって別に構わない、強いて言えば恋人の仇は討ってからがいい」
壊れすぎでしょ4部マジク……
そりゃあ確かに肝心な所で役に立てなかった2部の時と違ってオーフェンから「魔王術士としてはお前くらいしか信用する気がしない」と断言されるほどの実力を手に入れたけど、その代償がこんな廃人化って……

・ラッツベインについて。政治のことはわからないと語る彼女。
「誰かを利用したりされたり、そんなのは嫌だ。もし師匠もそうなったら叱ってあげなくちゃ」
間違いなく今の、本人ですら夢の続きを見ているようだと語るほど現実を生きていない人間になってしまったマジクを引き止めているのはラッツベインのこういう無邪気さなんだろうけど、魔王オーフェンの長女でありマジクなみの腕前で魔王術も扱えるトップクラスの魔術戦士である彼女が政治的な思考ができないってのはネックでもある気がする。

・実はデグラジウス戦でまだ魔王術の使用を迷っていたオーフェンにそれを決断させたのがドロシーだったという。
合理的でさえあれば夫も息子も自身も容赦なく賭け台に載せるであろう彼女をさしてオーフェン主観で「覚悟の程が違う」と言わしめるそんな女。
しかもスーツ姿で本気のオーフェンと普通に殴り合いできるし……
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