「黒ワニとハーモニカ」別館 バンダイがマーズジャケットをプラモにしてくれるのを待つ日記

ロボットアニメをわりと好むヲタによるブログ。 たまに少しだけ防衛問題について喋ったりもします。 あとパワードレッド・ドレッドノートHのプラモ化と、コトブキヤが有澤の雷電をプラモにしてくれるのも待ってます。

「防衛省」能勢伸之

防衛庁・防衛省の歴史の本。
ただ兵器の解説の類よりは古い言葉で言うところの軍政史がメインの本。
航空自衛隊がいかに設立されたかという歴史や、統幕の歴史などが述べられている。
最初は統幕の議長は内局の保安課長がやると自ら公言していたという。

また岸内閣が安保改定を求めたとき、アイゼンハワーがそれに対して統幕強化を要求したという話は従来の本で聞いたことがなく、非常に興味深い点。

他にもトモダチ作戦におけるオーストラリア軍(ちなみに現在、日本が2プラス2の定期的防衛協議の枠組みをアメリカ以外で設定しているのは豪のみ)の意外な活躍とそこからくる米軍の豪軍依存についての話、また2011年の日米2プラス2における「核抑止の効果的発揮についての協議で一致」という話など、あまり触れられない政軍関係の重要な話が多く、現代日本の防衛問題において政軍関係の側面から見ている人にお勧めの一冊。
ただし逆に兵器や戦術、日本防衛上のドクトリンはどうなっている?という側面から防衛問題を見る人には興味のない話しか載っていないので注意。
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