「黒ワニとハーモニカ」別館 バンダイがマーズジャケットをプラモにしてくれるのを待つ日記

ロボットアニメをわりと好むヲタによるブログ。 たまに少しだけ防衛問題について喋ったりもします。 あとパワードレッド・ドレッドノートHのプラモ化と、コトブキヤが有澤の雷電をプラモにしてくれるのも待ってます。

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「米国戦争権限法の研究―日米安全保障体制への影響」浜谷英博

米戦争権限法の制定過程や運用実績などを振り返って問題点をまとめた本。

議会が何もしないことで大統領に軍の撤退を強いることができるという規定は三権分立を犯すし、議会にとって健全なことではないという批判が強いこと、運用実態を見ても大統領の議会への事前通知制など厳守されていない部分も多々あり、結局予算案を議会が握っているという事実をもとに大統領と議会が調整を密にすれば戦争権限法という法律は必要ないのではないか、とこの本の著者は述べている。

ただ日米安保条約との関連で、極東有事にも60日条項が該当する、つまり日本の安全が危機に瀕しているにもかかわらず米議会の一存で米軍が一方的に撤収させられる事態もありうるのではないかという国会での議論の「米国に絶対的で自動的な日本防衛の義務を負わすことは戦争権限法の制定経緯からいっても不可能である」「有事に際し米議会が日本防衛を否定しないよう連携を密にしておくより他ない」という政府答弁を「空虚」と著者は述べているが、これに関しては評者はその政府答弁と同意見である。

200pほどと短い本だが、日米安保体制を考える上では重要なことを述べた一冊。
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