「黒ワニとハーモニカ」別館 バンダイがマーズジャケットをプラモにしてくれるのを待つ日記

ロボットアニメをわりと好むヲタによるブログ。 たまに少しだけ防衛問題について喋ったりもします。 あとパワードレッド・ドレッドノートHのプラモ化と、コトブキヤが有澤の雷電をプラモにしてくれるのも待ってます。

6月の漫画

●「PEACE MAKER 7」皆川亮二
とにかくミナガーの画力がいつにもまして光る巻。
銃を抜いた瞬間のコールの2p見開きの表情、ティム・ロイの髑髏のような悪魔のような不気味な表情、ホープの体を撃ち抜いた銃弾が怨霊に化ける演出、とどれもこれもすばらしい描き込み。
展開としてはここで一度区切ってニコラ主役の2部が始まるようですが8巻いつだよ超待ち遠しいんだけど。
しかしあれはホープ誰も死んだとは思ってないのが笑える。

●「ローゼンメイデン 5」PEACH-PIT
ジュンの復学フラグがいきなり折れる?!とヒヤヒヤさせられっぱなしの巻。
翠星石の台詞にあるように、いずれはジュンも大人になるというかいつまでもあのままではいられないし、それは本人も理解していると思うのですが、アリスゲームはまだこれから。
まあ一時の過熱も過ぎ去ったというか、原作のどことなく陰鬱な雰囲気を取り去ってギャルゲーみたいな空気になったアニメは思うところがまったくないとも言えないのでこれくらいでいいか。
しかしアニメだとジュンは自分で勝手にコンプレックスを感じて引きこもりになっただけで同情する余地が薄いのですが、原作は本人まったく悪くなくてむしろ同情の余地しかないんで本当に立ち直ってほしいです。

●「電撃テンジカーズ 3」古賀亮一
ツイッターで作者が「一生分の猿を描きました」というだけあってラスト猿多過ぎだ。
しかもよつばとも猿まみれにしたいぜとか奇怪な野望が出てきて吹いた。
あとはやはりハイテンポ掛け合いが楽しい。

「ねぇ太郎軽くなんか犯罪やっててきとうに捕まってあげてよ」
「バカヤローッ俺を何だと思ってんだ!そんな手軽な感じで前科増やそうとしてんじゃねーよ!!」
「ハルカーッお前のせいで俺まで迷惑かかってんだろが!さっさとそんな服縫いじまえつーか俺が脱がしてやるーっ!」

この台詞を言うのにかけたコマがたった2コマ。台詞多いなーほんと。
アニメのシノブ伝はエロよりこのハイテンポマシンガントークっぷりに注力すべきだったと思う。

個人的には悟浄さんがお気に入り。無表情でボケ倒すさまがシュール。
中身がハルカになって銃撃ちまくってはしゃいでるコマも笑えますが。

●「アスタロッテのおもちゃ! 電撃アンソロジー」
古賀が描くってことで購入。
猿やゴリラが無駄に出るのかと思ったら出ませんでした。本人いわくテンジカーズのほうで出しまくったので売り切れだそうで。
しかしひどい話だった(笑

●「光芒のア・バオア・クー」
今回ピースメーカーと並んでイチオシ漫画。
連邦・ジオン双方の兵士による証言を集めたア・バオア・クー戦のドキュメンタリー番組という体裁をとったガンダム漫画。
とにかく「ドキュメンタリーっぷり」がうまい。いちいちコマに「資料をもとにした再現映像です」ってテロップが書き込んであるとか。
宇宙世紀の戦争における戦場医療のあり方とかそういう架空世界のリアリティ構築も非常に上手い。
そして一番印象的なのは「表情」。
伝令兵が撃たれたギレンを呆然とした顔で見上げるコマ、学徒兵がアムロのガンダムと遭遇してしまった瞬間の絶望的な戦慄の表情、医療兵が呼ばれて行った先で顔を出した先にあった木馬を見て浮かべた驚愕の表情、といったように、肝心かなめの人物の表情の絵が上手い。
特に気に入ってるのは「顔を出したらそこに木馬がいた」という1ページ半の見開きの瞬間。
この画力は小畑健やミナガーと並べてもいいんじゃないか……ってのは言い過ぎかなあ。
他にもメカの絵も非常に上手いです。木馬やドロワ轟沈の瞬間の絵や小破したジム、ガンダム等々。
医療兵の「ギレン戦死とかそんな話は流れていなかった、むしろ俺たちが優勢なんだと思ってた」という証言は実際にあったらそんな感じなんだろうなあという妙なリアリティがあって好きです。
あとは亡命艦隊の話も面白かった。
考えてみたらギレン独裁のカルト国家なんだから亡命者がいないわけないですよね。オデッサ戦以降から増えて行ったっていうのがまたリアルを感じる。
ただそれだけにオチが切なかったですが。プロフィールも「二度とサイド6には帰らず亡命先のロンドンで死去」となってるのがまた切ない。

とりあえず「アナハイム・ジャーナル」とかを楽しく読める人ならかなり楽しめると思います。

●「TAKE MOON」武梨えり
とりあえずぶっつけ本番で「カーニバル・ファンタズム」を買うよりまず原作が面白いかどうか確かめようってことで買ったんですが面白かった。
「カレー女扱いばかりで怒るシエル」とか新鮮です。キャラ崩壊のギャップネタとメタ自虐ネタばかり使うきのこ本人のギャグよりも面白いとすら思う。

●「清村くんと杉小路くんろ 5」土塚理弘
ついに5巻。
ケーキ食うのに体を清めカメラをバシバシ連打し俳句を読んで座禅を組んで……といちいちこんなことやってる清村バカだ(笑
屋上オチも久しぶりです。落下しながら「とりあえずクリームパン食うか……うめえ!(ぐっと親指を立てて」落ちるの長いだろ。

●「そらのおとしもの 12」水無月すう
ついにバカ相手にもガチフラグ成立(あれだけ馬鹿な話だったのに最後の3ページくらいで唐突にシリアスになったりするのがこの漫画だよな)。でもなんだかんだで智樹はイカロスやニンフを大切にしてるし、アストレアにも「まーいいや、メシ食いに来いよ」とか言っちゃえる器の大きさがあるので許せる。
しかしカオスにもフラグ立つかなと思った矢先にタイミング悪ーッ!(土塚の短編集風に
そして智樹は母ちゃんからの遺伝だったのね。完全にオチ要員が板についてしまったそはらさんですが、「鈴は2組なのでいない」みたくハブにされてないだけましなのかどうか。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://kurowani.blog6.fc2.com/tb.php/1666-9b3ad553