「黒ワニとハーモニカ」別館 バンダイがマーズジャケットをプラモにしてくれるのを待つ日記

ロボットアニメをわりと好むヲタによるブログ。 たまに少しだけ防衛問題について喋ったりもします。 あとパワードレッド・ドレッドノートHのプラモ化と、コトブキヤが有澤の雷電をプラモにしてくれるのも待ってます。

ヘイヘイヘイ誰が なんて言ったってうまく行くさ明日

・新聞の投書欄で「どうして武力などというものを持とうとするのですか。人間は話し合いで物事を解決すべきです」と書いていた中学生を見た時真っ先に思い出したのが「誰にでも分かることを、誰も出来ないから、誰もが悩んでいる」というエンジェル・ハウリングの一センテンス。
これ自体は元々はスィリーの「人生は単純な真理を見落とした連中の墓場だぁな。聞きたくないことなら無視すりゃいいじゃねえかと思うわけだが」という台詞に対するフリウのモノローグでの答えなんですけど。スィリーのこの台詞もまた色々と刺さるものがあるなあ。


・仕事帰りの車中で誰もいないからって「心にファイヤー燃やして、悲しみをぶっ飛ばせ~」「サッスライガァーーー グッラッ!」「最強の魔人よ戦え~」とかでかい声張り上げてたら運転してるだけなのに息切れた。


・「異能バトルで強い無能力者」という話になるとかなりの確率で通りすがりのサラリーマンと笑う女豹が出てくるんですが、個人的には高槻夫妻は戦闘力の高さより親として立派であったことを語りたいなぁ。
この二人にとっては涼はまったく接点のない、義理の親を引き受けるような筋も何もないまったくの赤の他人のはずなんですよね本来なら。
しかもその赤の他人はいずれエグリゴリという世界を支配する組織が企むくっそ厄介な陰謀に巻き込まれることが最初から分かってた。
それでも高槻夫妻はあえて涼の親になることを選んで、まっとうな親子として子供に愛情を注ぎ、同時に(涼本人もそうと気づかないうちに)やがて直面する苦難を乗り越えるためにさまざまなことを教えて育てていった。
結果、涼は見事ジャバウォックを完全に従える男になれたわけで。
いくら高槻夫妻が強さを誇っても涼がジャバウォックを制御できなかったら結局終わりなんだから、そう思うと本当にこの夫妻は親として立派だったと思う。
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オーフェン2部いくつか

Kindleの電子書籍版でセールしてたので思い切って購入。
これでスマホの電池残量さえあればいつでも秋田が読めるで!
というわけでさっそく主に東部編を飛ばし飛ばし印象に残っているシーンから再読。

・ライアンの回想。
「世界が滅びつつあるという第二世界図塔管理者たちの預言にも慣れてきた頃」
これが書かれた「緑」の時点では第二世界図塔?何それ?だったんですが、今読むとまあ第二世界図塔の機能を考えるとそうなるよな、と。
そして日蓮メソッドではない外れない確定預言として「世界が滅びますぞー」とずっと聞かされ続けながら暮らす聖域の人間種族が語る「絶望はこの聖域にずっと染み付いて残った。拭っても落ちないそれを我らはずっと受け継いできた」というプリーニアの台詞の意味も違って聞こえる。

・聖域にすでに世界樹の紋章の剣が保管されているという事実。
つまりアイルマンカー玄室扉破壊作業に使われて効果なく死蔵されてるってことなんですけど。
天人種族が総力を結集して鍛えた最大最強の大魔術を持ってしても通じなかったという事実を見せられた時の聖域の連中の会話やいかに。

・「第二世界図塔の起動には女神の刻印を受けていない魔術士が必要」ってあれ?ってなったんですが。
この時点では女神の刻印を受けたラモニロックをアイルマンカーとすることで人間種族も魔術を使っていたということになってたはずなんですが……
まさか「終端」のちゃぶ台返しは最初からそうなってたということか?
ただラモニロックがダミーであることは「当時のドラゴン種族は」知っていた。また微妙な言い回しを。


多分これ読めば読むほどまだまだ出てきそう。
こういう後付なのか最初からあったのか、秋田が間違えてるだけなのかミスリードなのかが判然としなくて読めば読むほど深みにはまっていくのが秋田作品の面白いところ。

2016謹賀新年

年明け一週間以上経ってからってのも実に怠慢ですが。
ともあれあけましておめでとうございます。
今年も秋田禎信作品とパンプキンシザーズとロボットアニメの話しかしないブログになると思いますがどうぞよろしく。