「黒ワニとハーモニカ」別館 バンダイがマーズジャケットをプラモにしてくれるのを待つ日記

ロボットアニメをわりと好むヲタによるブログ。 たまに少しだけ防衛問題について喋ったりもします。 あとパワードレッド・ドレッドノートHのプラモ化と、コトブキヤが有澤の雷電をプラモにしてくれるのも待ってます。

秘密保護法関連その5

秘密保護法案反対 学者の会声明全文
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/himitsuhogo/list/CK2013112902000155.html

 国会で審議中の特定秘密保護法案は、憲法の定める基本的人権と平和主義を脅かす立法であり、ただちに廃案とすべきです。


 特定秘密保護法は、指定される「特定秘密」の範囲が政府の裁量で際限なく広がる危険性を残しており、指定された秘密情報を提供した者にも取得した者にも過度の重罰を科すことを規定しています。この法律が成立すれば、市民の知る権利は大幅に制限され、国会の国政調査権が制約され、取材・報道の自由、表現・出版の自由、学問の自由など、基本的人権が著しく侵害される危険があります。さらに秘密情報を取り扱う者に対する適性評価制度の導入は、プライバシーの侵害をひきおこしかねません。


 民主政治は市民の厳粛な信託によるものであり、情報の開示は、民主的な意思決定の前提です。特定秘密保護法案は、この民主主義原則に反するものであり、市民の目と耳をふさぎ秘密に覆われた国、「秘密国家」への道を開くものと言わざるをえません。さまざまな政党や政治勢力、内外の報道機関、そして広く市民の間に批判が広がっているにもかかわらず、何が何でも特定秘密保護法を成立させようとする与党の政治姿勢は、思想の自由と報道の自由を奪って戦争へと突き進んだ戦前の政府をほうふつとさせます。


 さらに、特定秘密保護法は国の統一的な文書管理原則に打撃を与えるおそれがあります。公文書管理の基本ルールを定めた公文書管理法が二〇一一年に施行され、現在では行政機関における文書作成義務が明確にされ、行政文書ファイル管理簿への記載も義務づけられて、国が行った政策決定の是非を現在および将来の市民が検証できるようになりました。特定秘密保護法はこのような動きに逆行するものです。


 いったい今なぜ特定秘密保護法を性急に立法する必要があるのか、安倍首相は説得力ある説明を行っていません。外交・安全保障等にかんして、短期的・限定的に一定の秘密が存在することを私たちも必ずしも否定しません。しかし、それは恣意(しい)的な運用を妨げる十分な担保や、しかるべき期間を経れば情報がすべて開示される制度を前提とした上でのことです。行政府の行動に対して、議会や行政府から独立した第三者機関の監視体制が確立することも必要です。困難な時代であればこそ、報道の自由と思想表現の自由、学問研究の自由を守ることが必須であることを訴えたいと思います。そして私たちは学問と良識の名において、「秘密国家」・「軍事国家」への道を開く特定秘密保護法案に反対し、衆議院での強行採決に抗議するとともに、ただちに廃案にすることを求めます。


「原則賛成、今回の法案には反対寄り(もしくは今回の秘密保護法と平行して情報・公文書公開の強化を求める)」という立ち位置で見ると、こういう十年一昔(どころか30年前からあるんじゃないだろうか、こういうの)いかにもなテンプレート的「いつかきた道」論を出されると、反対意見が全部同じ穴のムジナ扱いされて言いづらくなるので非常に迷惑の一言に尽きる。

もっともそれを言うと「原則賛成」と書き込むのも「防衛機密!」と言えば知る権利などいくら踏みにじっても構わないと思っている連中と一緒くたにされそうで怖いわけで、要するに現状意見しづらい。

間違いなく言えるのは今回の安倍政権の法案成立のための姿勢は非常に拙速ということ。
小泉政権当時、有事法制(武力攻撃事態関連3法)は与党・政府内事前審査だけで4ヶ月、国会審議に至っては3会期にも渡る長い時間をかけて野党(当時第一党であり主に修正協議に参加していたのは民主党)と修正協議を繰り返した結果8割以上の賛成を経て成立したという過程と比べると、今回はプロジェクトチームの発足から法案提出までその半分の二ヶ月。
国会審議に至ってはたった40時間強、野党間の反対も強い(原則賛成の民主党も法案には反対)上に、先日紹介したブログなどで(軍国主義の復活がどうの、戦争への道がどうのという飽きもしない大道芸とは異なる)実務的な問題点が上げられており、拙速なのは目に見えている。

そういう点を批判しないで「またブサヨの寝言が始まった」で片付けられそうな(事実そういう反対の仕方をされたらそうとしか言えない)、本当に法案の条文に目を通したのかさえ怪しいような反対論を大々的にぶち上げられても反応に困る。
スポンサーサイト

漫画感想

たまってた感想を一気に。

・「Fate/EXTRA」4 ろびーな
まずEXTRAコミカライズの大前提として嫁王が可愛いかどうか。
その点このコミカライズは文句なく可愛い(むしろおっぱい盛りすぎだろって思うくらい)なので非常に満足。
Staynightコミカライズが全員ジャック・フリズビーと化しているだけに(つってもネットにうpされるキャプ見ての話だけど)とてもありがたい。
ただ画力は正直低いと思う。迫力や躍動感がいまいちだし。まあそこは求めてないのでいいんですが。
あと回想の「余はこれから死ぬのだぞ、誰も看取るものはいないのか?」ってオリジナルの台詞ですがすごく赤セイバーらしい台詞で好き。

・「はやて×ブレード」18 林家志弦
キャラを大事にするのはいいけど旧キャラを維持したままガンガン新キャラ出てくるのでそろそろ混乱してきました。
というのはさておきついに因縁の対決に決着。
「早く終わらせないと地球が滅亡する!」というはやての謎の危機感もさることながら、お互い何も言ってないにも関わらずその点で合意が出来上がっている槇さんにワロタ。
「ゴメーーーン、負けましたわ!」
に対する綾那の
「アホめ」
っていう笑顔、18巻読んできて初めて綾那が可愛いって思えたっていうかいつも釣り目でツッコミがお仕事の綾那が初めて柔らかい顔したって感じで妙に印象的でした。
そんで新展開らしいけどさすがにそろそろ旧キャラリストラしてもいいんじゃないか。
桃犬vsキジ猿はもともと仲悪いんでこの期に及んで対決フラグ立ってもまだ分かるけど、おかみさん&あおちゃんペアとかもうやることないっしょ……

・「そらのおとしもの」18 水無月すう
守形先輩、後日談の作品に普通に出ているので少なくともこの人がここで死ぬことはないって分かっちゃってるのはネックかな。
ただ一体こうまで親にシカトされるって一体何があったのかは気になるところですが。
カオスは結局日和を殺害……するも、ここでついにまともな人間性を獲得。このまま無罪放免は読者としても釈然としないけどただカオスを断罪すれば済むって話でもないのでどうなるか。
なんにせよいよいよこの漫画もまとめにかかっているようで、それがどういう形になるか。
……余談だけどメインヒロインのイカロスをも凌ぐくらいの人気ヒロインであるところのニンフさん、今回えらい表情してましたね。


・「信長のシェフ」8 梶川卓郎、 西村ミツル
武田信玄に誘拐されそこで料理をするも、信玄の健康回復に助力することはすなわち信長に敵対していることになるのか?と悩む義理堅いケンさん。
モノローグだと「信長」「秀吉」と呼び捨てですがそれは彼らを低く見てのことではないですし、むしろ信長に対しては「この人の夢がかなわないことは知っているのに、この人の行く末が見てみたい」「たとえ残虐な結末が待っているとしても、あなたの本心が知りたい」と積極的に敬意を抱いてる。
正直この漫画って料理による俺TUEEEEする漫画だと思ってるんですが、これで信長や秀吉や家康ら史実の人物を踏み台にしたり内心で主人公が馬鹿にしてるような作品だったらもっと批判は強かったと思う。

「蒼き鋼のアルペジオ」8 Ark-performance
原作でハルナと蒔絵再会。
アニメだと普通のロリっ子だった蒔絵ですが、原作だと自分がどういうものを作ってそれは何をするためのもので、つまり自分が何をしたのかを明確に理解している。
ハルナとの友情も原作のほうがより深い感じでこっちのほうが好きです。
しかしこれ1巻1巻の単位だと進行遅くて感想書くのに困る。霧の空母初登場!ってだけで感想済ませる人もいるんじゃないのか。

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」渡航

・結局八幡と雪乃の思い違いが最後のシーンなんだけど、これって普通に意思疎通してれば避けられた事態ですよね……
とは言っても普通に意思疎通できない連中がラブコメをやるのがこの作品なのですけれども。

・葉山は八幡のことを気に入らないけど気に入らないなりに高く買っていて、それが今回の行動に繋がったんだろうけど八幡としては余計なお世話以外の何物でもないという。
でも結局今回一番妄想の燃料をゲットしたのって間違いなくはやはち派だろうなぁ。

・平塚先生はこういうとこでは細かく干渉してこないイメージですが、やはり今回も事態はほとんど把握している様子でしたが動かず。
まあ先生に人間関係まで調整してもらうって幼稚園じゃねーんだからそりゃそうもなろうと個人的には思ってますが。
基本的に八幡の妄言というかボケにはツッコミを入れつつも八幡たち奉仕部の面々がそれぞれどうするかを見守っているというイメージ。

・今回やけに八幡が親リスペクト発言をしたり小町が一段と八幡ディスったりで比企谷家の描写がいつもと違ってた感じ。
「八幡なんて兄じゃなかったら絶対嫌だ」って以前は血がつながってるからセーブしてるけどもし実妹じゃなかったら俺がヤバイという八幡のシスコン発言に「それはそれであり」とか答えてたのに、小町。

・まあそうは言っても「なら結局雪乃は八幡にどうして欲しかったんだよ!」と思うのは事実なんですけど。

・マジでどう終わらせるんだろ、これ。ヌルいハーレム路線に日和ったら泣くけどぼっちエンド行かれてもそれはそれで泣くぞ。

秘密保護法関連その4

秘密指定の期間をめぐるやり取りがズレている(特定秘密保護法案) [2013年公文書管理問題] 源清流清 ―瀬畑源ブログ―

この法案について専門的見識から解説しているブログを見つけたので紹介。

はっきり言うが私はきちんとした法学上の専門教育を受けていないので、この当該ブログの解説記事を読むほうが参考になると思われる。

特定秘密保護法その3

山本太郎議員と一字違いでとばっちりの抗議が来てしまったことで知られる山田太郎議員のツイッターより転載。

参議院議員 山田太郎 ‏@yamadataro43 1時間
与党とみんなの党、維新の会にて合意した特定秘密保護法修正案を入手致しましたので皆さんにお知らせ致します。

http://taroyamada.jp/?p=4242(pdfファイル)

・「基本30年、最長60年、特定7項目のみそれ以上」の上限設定
・機密指定が解除された情報は国立公文書館等に移管しなければならない義務の明記

特に後者が大きい。
「機密解除文書は廃棄する」という報道が出た時はぎょっとしたが、これで諸外国と比べてもそれなりの情報公開規定が定められたと言える。
また法案の目的が単なる「国家安全保障のため」から「国家および国民の安全のため」と変わったのも地味ではあるが変更点。
これがアメリカだと「最長で75年、場合によってはそれも免除」という規定なので「最長60年、特定項目のみそれ以上」というのはそれなりに配慮された規定と言える。

ただ情報公開そのものに関して言えばやはり欧米に比べて遅れている感は否めない。
機密保護法がこれで出来上がったとして、情報公開についても何らかの改善を施すべき。

「魔術士オーフェンはぐれ旅 女神未来(上)」秋田禎信

・ヒヨ曰くサイアンにはひいきをするラチェット。ちょっとカワイイ。
でもなんであの修羅場でヒヨにしょうもない伝言託してんのw

・マジク並みの魔術戦士とオーフェンが発言したラッツベインと強力な白魔術士とマヨールに言われたラチェットに挟まれていまいちいいところがないエッジ。
「約束」の時点ではマヨールとフラグ立ったのかなと思っていたら「開戦」であっさりイシリーン登場。いやイシリーン自体は別に嫌いじゃないんですが。

・唐突に出てきたマルカジット。まあその唐突さは劇中でもかなり言われてますが。
今回新しい魔王術の詠唱を披露するのは彼女のお仕事でした。
「お前はいない、お前を見たものは誰もいない!」って「さしあたっては、慈悲がない!」並に言いやすくてかっこいい。

・変わったような変わってないようなボニー。

・ケリーさんの呪文見た時は「え?!あいつが本編に来るの?!」とかなり焦りましたよ……
他にもあいつっぽいわけのわからない言い回しをしていましたが普通にこの巻で死んじゃってビビりましたが。

・ベイジットはどんどん成長していくなぁ。
前回オーフェンよりカーロッタのほうが正しいと述べた彼女ですが、そのカーロッタに対しても盲信することなく「真の目的はなんなのか、人を死なせてまでやることなのか知りたい」と疑問を述べています。
でもこれで実はカーロッタの最終的な目標が世界の破滅って知ったらベイジットは確実に敵対するんだろうけど、そうなると彼女はこの世界でどこに立ち位置を見い出せばいいのか。

・ゴキブリ術が体の表面をすり抜けて内蔵を直接殴打するという気色の悪い真似ができることが判明。
いや表面積をごまかすっていう理屈なら突き詰めて体皮をすり抜けることも実際可能なんだろうけどエグいなこれ。
てか魔王術使えなくてフィニッシャーになれないマヨールがどう活躍するのかと思ったら空間歪曲系の構成を駆使することで意外と活躍してる。

とりあえず最終巻へのヒキという感じが強い一冊でした。
さあ、最後はどうなる。

ログ・ホライズン

SAOや劣等生と同じくネットSS発作品+ネットゲームアニメ+まおゆうの作者の作品ということで敬遠していたのですが、

・主人公以外も強い
・連携の意義がある
・ジョブに合わせた時代劇口調のアカツキさんはちゃんと「ロールに熱心な人」扱い

という点で見ていて面白い作品。
主人公は鬼畜眼鏡ってコメントが飛び交うけど時々陰険に笑ってるだけでやってることはそんなに鬼畜でもない……と思っていたら最新話でなんか企みだしましたよこいつ。

シールドグラスに映る 昨日までの僕を振りほどき

・ドリフの再放送見てるけど何回見ても笑える。 
特に剣戟芝居撮影で斬られ役の志村けんがさんざん階段の転げ落ち方で「口でダダダダダーって言うだけで歩きながらゆっくり降りる」「ゆっくり寝転がりながら降りていく」とかでボケ倒した挙句最後逆に相手を斬っちゃってオチっていうのが好き。
あと剣道稽古で最初に座って一礼して打ち合うところを一礼した後すかさず竹刀でいかりやの頭ひっぱたく志村けんのネタ。

・ネットにいるとラノベってだけでとりあえず馬鹿の読むものwwwwとか言ってはしゃぎ回る人たちがいるわけで、一応ラノベを今でも読んでいる身としてはハーレムもエロ要素もなくても売れてる評価の高い作品(あるいはハーレム・エロ要素ありでもそれが人気の最大要因ではない作品)とかざっとオーフェン・フルメタ・シャナ・イリヤの空(これは俺は大嫌いだけど)・キノとかいくらでも……って古い作品ばっかだな、とここまで書いて、そういう安易なラノベdisには反発するけどじゃあ最近売れ筋のSAO&劣等生や禁書、俺妹を積極的に擁護したいかっていうとそうでもないという微妙なところに自分が立っているところに気がつく。フルメタ(というより賀東作品)だって嫌いってほどじゃないけど衒学趣味的な側面がちらちら見えて微妙に馴染めないんだし。
まあ実際、今期のラノベ原作アニメだと機巧少女とか見てると「最近のラノベっぽさ」というものは感じるし、それはあんまり好きではない。(好きではないだけで許せないとかこんなものを読む奴はアホとかそこまで感じてるわけじゃないけど、劣等生とSAO以外は)

というかそもそもそんな「最近のラノベ論」を語れるほど最近のラノベ読み漁ってるわけでもないという大事な事実をここまで書いてようやく思い出した。

ただハーレム言うても分かりやすく口語的な表現で感情を伝えようとする努力に熱心なはがないとか、一応体裁としてはハーレムだけど実はそのあたりはどうでもよくて本当はみんな作者の好きなパロディネタを言うための装置っていうニャル子、ハーレムだけど恋愛要素を抜いてヒロイン間抗争・正妻戦争をカットしヒロインとの関係性に独特の空気を作ったGJ部と、ハーレムはハーレムでそれ相応の工夫が凝らされてる作品は少なくないことにも注目されるべきだと思う。

現状ヌルいハーレムものとして進んできた俺修羅がこの先ホントにガチ修羅場として看板詐欺の汚名を返上できるのか(まあアニメが夏がマジ惚れしてガチ修羅場っぽくなってくる手前で終わったっていうのが原因な気もするけど)ということと、少なくとも実際変則的なラブコメなのは疑いない俺ガイルがどう終わるのか、ヒッキーとゆきのんとガハマさんの3人の関係はどういう決着がつくのか、ヒッキーは最終的にどういう心理状態に落ち着くのかは気になるところ。
……これでこの先ヒッキーが日和ったらちょっとどころじゃなく泣く。

余談だけど俺ガイルのレビュー見てると「この手の長文タイトルラノベにありがちな益体もないハーレム作品かと思ってたら違ってた」っていう感想がやたらと多い気がする。特にアニメからの新規視聴者。っていうか俺もその口だし。

話を戻すとその「最近のラノベ」にしたって俺が工夫のないハーレムっぽくて嫌って思ってる作品だってファンに言わせればそういう要素はあくまでおまけって扱いなんだし(特に禁書やSAOあたりのバトル要素が強い作品)、昔はファンタジーが主流だったのが今はラブコメが主流っていう程度の違いじゃねえのか?っていう長い文章書いてきた割に平凡極まる結論になってしまった……

・先日友人と日帰りで奥飛騨まで紅葉を見に行ったんですが、新穂高ロープウェイに乗るつもりだったのにそのロープウェイの時刻表調べておかなかった+前日無駄に夜更かしし過ぎて出発遅らせたおかげで眼前で最終便を逃すという大失態を演じるはめに。
「次からは念入りにリサーチしよう」ということを言い合いつつ日帰りで行くのは厳しい距離(片道5時間)なので来年リベンジで一泊二日の旅行へ行こう!で、旅館はどこにしようかということをネットで見ながら検索していたのですが、その友人というのが調理師免許持ちの和風料理店(チェーンだけど)出身者でして。
料理や風呂の写真を見ながらあれこれ見分するんですが、
「この写真は牛肉の脂身を全然美味そうに見せてない、素人の写真」「これアングルが悪い」「この焼き魚明らかにデジカメでそのまま撮っただけ、全然脂身が見えない」
とか俺には分からん点をズバズバ言っていくのに感心してしまった。いや中にはマジでこれ素人がただそのままデジカメ撮影しただけじゃねえかって俺にもわかるレベルの奴もありましたが。

機密保護法関連その2

軍機保護法(戦前秘密保護法制)の解説と現在自民党が出している秘密保護法案の全条文をようやく手に入れたのだが、以前述べた「機密指定していい情報に対する規定はあるが、してはいけない情報に対する規定がない」という旨について。

「当該行政機関の所掌事務に係る別表に掲げる事項に関する情報であって、公になっていないもののうち、その漏えいが我が国の安全保障に著しい支障を与えるおそれがあるため、特に秘匿することが必要」でなくなった情報は機密指定の期間内であってもただちに公開しなければならない旨が規定されている。

軍機保護法との類似性を指摘するページも散見されるが、軍機保護法及びその関連法(国防保安法等)との違いはおおまかにまとめて3点。


まず軍機保護法の場合対象者が業務関係者以外にも、スパイ目的で情報を手に入れたもしくは手に入れようとした人間が対象と広い。
対して特定秘密保護法は業務関係者以外は脅迫や暴行、不法アクセスなどの不法手段で情報を手に入れた人間が罰則の対象と比較的限られている。

2点目は罰則で、国防保安法の場合罰則が大変重く「死刑または無期、もしくは3年以上の懲役」となっている。
これに対して特定秘密保護法は「懲役十年以下」。

そして最大の違いは国防保安法は「機密」の定義を国家機関が初めて指定して機密となる「指定秘」ではなく、「自然秘」の概念で作られた法律である点も異なる上、軍機保護法には機密指定の期間制限に関する項目は一切見当たらない。
これに対して特定秘密保護法はあくまで行政機関が指定することで機密扱いになることが明示されている上、通常の機密非開示は10年、最長でも30年と年数が限定されている。


また
この法律の適用に当たっては、これを拡張して解釈して、国民の基本的人権を不当に侵害するようなことがあってはならず、国民の知る権利の保障に資する報道又は取材の自由に十分に配慮しなければならない。

 2 出版又は報道の業務に従事する者の取材行為については、専ら公益を図る目的を有し、かつ、法令違反又は著しく不当な方法によるものと認められない限りは、これを正当な業務による行為とするものとする。

という規定があり一定の知る権利への配慮はある。

プライバシー侵害との批判が有る

二 犯罪及び懲戒の経歴に関する事項

 三 情報の取扱いに係る非違の経歴に関する事項

 四 薬物の濫用及び影響に関する事項

 五 精神疾患に関する事項

 六 飲酒についての節度に関する事項

 七 信用状態その他の経済的な状況に関する事項

という個人情報をチェックする適性評価については秘密保護法の基本的な概念を考えれば個人が信用に値するかどうかを調べることは避けられないので当然と考えるべき。
その適正評価も

 3 適性評価は、あらかじめ、政令で定めるところにより、次に掲げる事項を評価対象者に対し告知した上で、その同意を得て実施するものとする。

 第十三条 行政機関の長は、適性評価を実施したときは、その結果を評価対象者に対し通知するものとする。

 2 行政機関の長は、適合事業者の従業者について適性評価を実施したときはその結果を、当該従業者が前条第三項の同意をしなかったことにより適性評価が実施されなかったときはその旨を、それぞれ当該適合事業者に対し通知するものとする。

 3 前項の規定による通知を受けた適合事業者は、当該評価対象者が当該適合事業者の指揮命令の下に労働する派遣労働者(労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律(昭和六十年法律第八十八号)第二条第二号に規定する派遣労働者をいう。第十六条第二項において同じ。)であるときは、当該通知の内容を当該評価対象者を雇用する事業主に対し通知するものとする。

 4 行政機関の長は、第一項の規定により評価対象者に対し特定秘密の取扱いの業務を行った場合にこれを漏らすおそれがないと認められなかった旨を通知するときは、適性評価の円滑な実施の確保を妨げない範囲内において、当該おそれがないと認められなかった理由を通知するものとする。ただし、当該評価対象者があらかじめ当該理由の通知を希望しない旨を申し出た場合は、この限りでない。


という規定があり、勝手に知らないところで個人の信用情報を調査されて結論を出された挙句自分はそれを知らない、というケースはありえない。


別表にて機密指定となる情報の分類規定も細かく限定されている上、機密指定が利益とならなくなった場合は機密期間内でも直ちに開示しなければならない旨が定められている等それなりに欧米諸国の類似法と比較しても遜色ないように思われる。

強いて言えば情報公開への意識が薄い点は挙げられるが、これは日本の行政のあり方に対する問題であって特定秘密保護法の問題点とは異なる。
総合的にはさほどの問題はないように思われる。
「半永久的に機密指定が続く」「無制限に機密範囲が広がる」といった批判は法律の規定に即していないように思う。

このエントリーを書く上で協力を頂いた友人の中村氏に感謝を。

ビルドファイターズ 5話

前回の感想書き忘れましたがアレですね、あおちゃん出すならデュナメスかケルディムに乗せてあげればよかったのに。
あと明らかに私服姿のほうがかわいいだろキララ。

・ちゃっかりゲンガオゾカメオ出演。レイジ機としてVが出たりとVガン優遇されてる気がする。

・あれでナンパとして成立するのかよ!女側もときめくのかよ!

・脳内バトル激しくワロタ。
しかもキラパイスーvsガロードコスで衣装も完璧。

・揺れるトラックの中でよくクシャトリヤなんか作るな、マオ。
しかもあの厄介なエングレービングのシール貼りも完璧。確かに言うだけの腕はある。
ただクシャトリヤ(ユニコーンMS)を子供に見せて喜ぶのか……あーでもBF世界は現実世界よりガンプラがもっとメジャーな扱いを受けてる世界だからな。

・「月が……月が、出ている!」
GXファンとして感動モノっすよ。

・マオの中の人のツイートがあまりにもほっこりする。
リアルで忘れかけた夢が動き出してんじゃんか。

・しかしこれリックディアスシュトゥッツァーとかVSアストレイ機出てきたらそのままBFオリジナル機と勘違いされそう。
ていうか幻枠サードはBFですら浮きそう。
そもそもあのへんの連中が出てくるわけねーだろっていうのはともかくとして。
外伝好きの俺でもゲイルストライクとかヘイルバスター出すくらいならまず先に他に出すもんあるだろって思う。

・今回の予告は種風。三石琴乃いるのにやらないわけないよね。

・サタンガンダムいるー?!SDもありなん?

第二次スーパーロボット大戦OG

OG外伝やってない+OG2も最後まではやってないにも関わらず2OGプレイ。

・良かった点
新規戦闘アニメがさすがのPS3クオリティ。
特にツインバードで最初にファルケンが吹っ飛ばした敵をビルガーがスタッグビートルクラッシャーでガッと掴んで回転しつつぶん投げ→そのまま勢い良くコールドメタルソード抜剣の流れが何回見てもいい。
竜巻斬艦刀もバリ演出に思い入れがないかむしろ苦手まである俺でもすごい迫力。

そういえばニコニコで歴代竜巻斬艦刀の動画見てたけど最初に出た時は竜巻要素ないっていうか正直穴馬と合体する意味あんまなかったんだよなー。
そのままダイゼンガー単体でブーストしてスパっと斬るのとあんまり大差ないっていうか。
しかしこれプフェールトモードの時レーツェルはどういう操縦してんの?

あとマンボウことジェアン・シュヴァリアーのクローアンカーバースト、最後の鋭い横旋回コクピットカットイン躍動感があって好き。

他だとゲシュMK2改Gのジェットマグナム+ファントム。
特にカチ姐機、これでガシガシTACONAGURIにするのが好きですね。どうしても叫びがいまいち決まらない女性声優の中で(アクア、下手とまでは言わないけど今ひとつ叫びが決まらない)「どっせぇぇぇぇっ!」「タコ殴りゃぁぁぁぁぁっ!」「オラオラオラオラ!」「どうした、どうした、どうしたぁっ!」と男らしい叫びが決まるのもポイント高い。
ぶっちゃけ魂を活かすんだったらグルン改に載せたほうがいいと思ってたのにあまりにこのアニメがハマりすぎててゲシュ改から下ろす気になれなかったくらい。

凶鳥の末裔、Mk-6ことエグゼクスバインもいい感じ。
リープ・スラッシャーからチャクラムシューターやファングスラッシャー、シックス・スレイヴ等の系列機の武装を統合したようなT-LINKスライダーの戦闘アニメや「ヒュッケバインから受け継いだ力を見せてやる!」とファン感涙モノの台詞が出るブラックホールバスターキャノン、明らかに念動爆砕剣フォロワーなT-LINKセイバーの「バースト!」等など。

アクセルやヒューゴvsユーゼスとか本来なら見られない戦いを見られるのはスパロボならではの面白さ。
特に特殊戦闘台詞が非常に多いのは素直に褒めたい。
そのせいでグランドクリスマスでアルテウルにアクセルぶつけると凄いネタバレ台詞言うけど。

・悪かった点
「なんでこんなキャラ?」っていうのが何人か。
イングは設定てんこ盛りなだけにキャラで嫌味さを出さないようにって配慮なのかすごいおとなしめなキャラ造形ですが、大人しすぎてあんまり印象に残らない。イベントでのガリルナガン戦の時普段よりすごい迫力で叫んでたってくらい。
スクール三人組はせっかくアラゼオラトとの因縁ある敵として出てきたのにどうしてこんな三流悪役というか雑魚モヒカン臭溢れるどうでもいい敵キャラになっちゃったの……
ユの字も俺はスパヒロやってないんでαの印象しかないんですがもっと大物っぽかったやろ。なんで最後あんな情けない醜態をさらして死ぬん……。
アルベロもいいように騙されたまま殺されるし。
あと戦闘アニメの過剰演出は基本的には気にならないけどガルムレイド・ブレイズの最強武器くらいでビームが地球の反対側まで突き抜けるのはやりすぎでしょ。そんな超大出力を誇る類のスーパーエネルギーロボでもないんだし。

あと大人の事情とはいえヒュッケバインが処刑されたおかげでぽっと出旧式改造メカのアーマリオンと合体すべき本体がなくなってしまったAMガンナーで戦わされるハメになったリョウト・リオコンビに次回作でなんか新型機あげてください。
そんなオーライザーのまま戦わされてるみたいなリオが哀れすぎる。

最大の不満はコクピットデザインの凡庸さ・作りこみのなさ・ありきたりなテンプレートやっつけデザイン。
これのおかげでせっかくコクピットカットイン入る戦闘アニメでも映えない。
CCAのように独自のインターフェース設定を盛り込んだり、マクロス系のように「それっぽい」デザインへのこだわりを発揮したりといったものが欲しいところ。

ただこれに関してはロボットアニメだと戦闘中にパイロットが映るシーン=コクピットが映るシーンなのでコクピットデザインを凝ったものにする意義は少なくないけど、スパロボだと特定の機体の特定の武器を使った時ワンカット映るだけなので「コクピットデザインもっと凝れ」と要求するのが現実的か?っていう問題はありますが。

・その他のあれこれ
アダマトロンの最強武器でガンエデン2機・ジュデッカ・アストラナガン・ディストラが映るんですがラスボス(とライバル)に混じって主人公機が映ってるのはどういうことだw
ゲーム的にはアダマトロンかなり苦戦しました。気力上げの関係で雑魚を倒さないとならないのに配置を見るといきなり中ボス格が目の前にいて雑魚はその向こうだし。
雀武王もようやく登場しましたが武雀王のド根性連打がうざいくらいでゲーム的にはたいして強くなかったな。
ウェントスは原作だと1人だけワイバーンで統一されてて手抜き臭凄かったけど今回ちゃんとルイーナ機っぽい武器名になってて良かった。
ヒューゴ・アクアコンビはヒューゴがアクアとの関係改善に積極的になったりでMXより踏み込んだ感じはありますが元が地味なのでやっぱり地味だよなあ。「Dancing blue」は好きなんですけど。
サルファ組はついにトウマ参戦、ダークプリズンでセレーナ登場。久保さんいつになったら因子足りるんですか。
イグニスやっぱりNARUTOキャラにしか見えん。

新規登場組も気になるけどD組がこの先OGでどうなるかも気になる。

「暗闘 尖閣国有化」春原剛

民主党政権(野田内閣)と石原慎太郎東京都知事の尖閣国有化をめぐる駆け引きを扱ったドキュメンタリー。

米・中の反応や交渉も記されており、中国には「石原に買わせるよりは国で所有したほうがまだマシ」「あくまで日本国内で所有権が移転するだけ、領土や主権問題とは関係ない」という旨で説明するも最後まで理解は得られなかった、という。
米国も尖閣は日米安保の対象であることは明言しつつも日中間の問題への巻き込まれへの恐れや、「国際秩序を重んじない中国という国が相手であることを日本は理解しているのか」という疑念もあったことが述べられており、あまり事を荒立てるのは日米同盟にとっても良い影響は与えない、という印象を受けた。

春原は「積極的な行動は控え、辛抱強く、『中国が理不尽である』という国際的な世論・印象を作っていく」ことが日本の国益にとってもっとも良いと述べているが、これについてはまったく同意見である。

また春原氏は基本的に事実を淡々と書き、特定人物への批判はあまりしないスタイルだが珍しく石原の「尖閣を巡って戦争になっても日本が勝てる」という発言について、「石原は日頃からアメリカの核の傘の信頼性について疑義を挟んでいるが、日中間で紛争が起こるとして、それが日本が勝てるという小規模限定紛争になることを保証するのはアメリカの核の傘に他ならず、論理的な矛盾をはらむ」とやや踏み込んで石原について批判的見解を述べている。

またプロローグでは尖閣漁船衝突事件が扱われているが、「このぶつけられ方は公務執行妨害で刑事告訴にせざるを得ない」とする(前原国土交通相、当時)も、仙谷官房長官らは前原や岡田外務大臣(当時)と協議しつつ「刑事告訴になると長期勾留になって中国側を強く刺激する。中国側からはそれはやめてほしいと複数のルートから入って来ているが、日本の国内法上の手続きではそうならざるをえない」「いざとなれば指揮権発動しかないが、たかが公務執行妨害でやることではない」と外交上の問題と国内法上の問題の板挟みになってしまう姿が描かれており、これも興味深い点だった。

余談だが知米派・安全保障問題の専門家として出てくるのが長島昭久氏であるのはやはりといったところか。