「黒ワニとハーモニカ」別館 バンダイがマーズジャケットをプラモにしてくれるのを待つ日記

ロボットアニメをわりと好むヲタによるブログ。 たまに少しだけ防衛問題について喋ったりもします。 あとパワードレッド・ドレッドノートHのプラモ化と、コトブキヤが有澤の雷電をプラモにしてくれるのも待ってます。

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Fate/EXTRA CCC その1

嫁王で3章序盤まで。

・全体的に卑猥です(褒め言葉)。
凛のマゾ願望を暴いちゃったりとか。

・嫁王相変わらずかわいいなあ。いきなり「奏者となら1000日でも爛れていられる、むしろかかってきてほしいくらい」とか言われてびっくり。
今回トバしまくりやな。

・レオはそんなに前作の性格はなんかが抑圧されていたのかと思うくらい人生エンジョイしすぎ。「兄さん、4カメですよ4カメ」とか。

・ガウェインは地味にアルトリアさんディスってるw
「王はともかく騎士は聖剣ぶっぱしているだけでは務まりません」
って。

・ガトーも早々にアルクに逃げられてるけどむしろなんか普通に良い人になってるし。

・悪魔ランサー意外とかわいい。槍ズドンで突き刺して抜けないとかやってたり。

・「ぱんつ はかせ ない」でカメラが股間アップになった挙句集中線が出るのはどういうことか。
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NEWパソコンのセットアップ

容量いっぱいだし遅くなってきたしBDドライブに変えたいしってことで新調。
しかしデルで頼んだので普段は二週間かかることを見越して、今週はFate/EXTRACCCやるべく来週来る算段だったのにこういう時に限って早く届く罠。
前はきっちり二週間待たされたのに……

途中プラグ指す位置間違えて音が出なくなって手こずったのを除けばうまくいったんですが、音楽のインポートに恐ろしく時間を食いました。
具体的に言うと日付変更あたりからインポートにかかったんですが作業完了が今。
1773曲、時間にして3.7日分。俺こんなにCD持ってたのね。

……EXTRACCCの感想とかもあるんですが、とにかくもう疲れ果てたので寝ます。今から。

講演:元沖縄県宜野湾市長・伊波さん「海兵隊の撤退を」--岩国 /山口

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130324-00000176-mailo-l35
普天間飛行場のある沖縄県宜野湾市長を務めた伊波洋一さん(61)の講演会が23日、岩国市であった。同飛行場に配備された米海兵隊の垂直離着陸機オスプレイが今月、相次いで岩国基地に飛来したが、伊波さんは「本土での訓練を通じて、米軍が思う通りに基地を使う日米安保の問題点を自分自身のこととして考えてほしい」と訴えた。
.

 講演会は、米空母艦載機の岩国基地への移転問題で、反対が過半数を占めた旧岩国市の住民投票(06年3月12日)から7周年となるのを記念して、住民団体などが開いた。
 伊波さんはオスプレイについて、「本土では年間330回の訓練が想定されているが、沖縄では離島・伊江島だけで年間6000回の訓練が想定されている」と指摘し、日米合意を守らない飛行実態などを紹介。また、普天間飛行場の辺野古周辺(同県名護市)移設へ向けた埋め立て許可申請をした政府の姿勢に触れて「沖縄の負担軽減は名目。実態は、米軍が自分たちの基地を強化したいだけであり、日本政府は米軍の言いなり。普天間を閉鎖し、海兵隊を日本から撤退させるべきだ」と訴えた。【大山典男】


こんなことを本気で言っているのだとしたら感覚を疑う。
口を開けば負担軽減を連呼する日本政府(具体的には特に外務省)とアメリカ政府とでかなりの摩擦を起こしたこともあるのに、沖縄はその程度にしか思っていないのだとしたら馬鹿としか言いようがないし、ましてや海兵隊の撤退なんてそんなことを本気で訴えてるとしたらもう「実現可能性を考えない辺野古埋め立て移設など不可能」と言いつつ、それこそ未だになんのプランも立っていない、まったく実現可能性のない県外移設に未だに固執する(これは無責任に「最低でも県外」などとたきつけた鳩山元首相の責任でもあるが)仲井真知事といい、こんな頭の悪い人々がトップを勤めている限りは沖縄の負担軽減なんて絶対にありえないとしか言いようがない。
(それを言うならオスプレイ反対なんていうもはや進んでの恥さらし以外の何者でもないことを堂々と未だにやっている人々に何ができるというのか、という疑問も出そうだが……)

というか、辺野古移設をつぶしたところで普天間の米軍基地は撤収するわけではなくて、県外移設なんて沖縄人以外誰も本気で考えていない以上、その時起こるのは単に現状の固定化でしかなくて、それで損をするのはただ唯一沖縄のみであり本土政府も米政府もなにひとつ困らない、ということにいい加減気づくべきだと思うのだが。

「よみがえる空」

ネットの友人のたれ氏に以前薦められたのですが、かなりきつい展開もあるということで腰が引けていたのを思い切って見始めました。

案の定3話マジきついです。
市民が車のヘッドライトでヘリ用の誘導灯作ってくれてそこまでお膳立てしておきながら助からないという……

何がきついってこういう場面が実際の救難飛行隊にはよくあったことだろうしこれからもたくさんあるであろうという事実に何より打ちのめされる。いや、あそこで割り込んでくる葬儀屋は死ねとしか言えないけど。
こっちは東海大地震くるぞくるぞってずっと言われ続けてるからまったく他人事じゃないんだよなあ……
その意味でも落ち着かない気分にさせてくれるアニメです。本気で作ってるのはわかるんですが。

正直3話の後はGJ部見ようとか考えたくらいきつい展開で4話も恵とギスギスが続いて、このまま終わったら欝死するところでしたがまあなんとか恵とも分かり合えて最後は同僚に冷やかされて笑い声が響いて〆、でなんとか持ち直したといったところ。
このささくれ立ってるせいでしょうもないことで苛立って八つ当たりする一宏と、八つ当たりされて困惑する恵の会話もリアルではあった。

その手に浮かび上がる紋章が証し

・VFマスターファイルシリーズのエピソード、映像化しねえかなあ。
具体的にはスピカ事件とロジェ事件。
あれのSVF-440デュラハンズ仕様VF-19Aがすごいかっこいいんですよ。VF-19Aなんてよほど意図して奇異奇妙なカラーにでもしない限りどんな色でもかっこいいじゃねえかとか禁句。
軽く調べたら実際オペレーション・ファントムソード仕様のVF-19Aを作った人いるんですね。具体的に言うとフォールドブースター2基、FASTパック、対艦反応弾×6装備の完全武装状態。

・シュタインズゲート見はじめました。
話はまだ導入部といった感でとりあえず
オカリン:中2病患者のロマンを追う人
ダル:キモピザヲタ
まゆしぃ:ほんわか天使
紅莉栖:天才
ということが分かったくらい。
ところでダルが科学用実験設備(なんたらブースターとか言ってたが偏差値40の文系大学を出ただけの俺にはなんのことなんだかさっぱりだ)を見て癒されるーとか言ってたけどちょうど俺はそれを見ながら「よみがえる空」の3話の衝撃をメタルビルドエクシアのGNブレイドのエッジの鋭さとロボ魂パーフェクトストライクの山盛り感とVF-25トルネード大気圏外仕様のぶっころぶっころぶっころぶっころ感に癒されてたわけで、「あれ、要するにこいつって俺なのか」と思うと更に欝に……

・土曜のオフでポークス行った時TR-1ヘイズル・ラーを見たので写真を撮ってきたんですが、
tr1.jpg
帰ってきて資料で確かめたらこれ単なるラー+ギャプランブースターじゃなくて、ラー第二形態+ブースターやないか。
具体的にこれを作るには
 HGUCギャプラン(これにブースターが付属)
 HGUCフライルー(これにロングブレードライフルが1個付属、よってこのキットは2個いる)
 フルドド2個
 TR-1ヘイズル
とこれだけ必要で、フルドドをどうやって調達するかにもよるけどオクの平均相場なら1万円は超えるという恐るべき代物。
ちょっとこの根気は真似できないわー。

・メタルビルドのエクシアのアンケには「νガンとEx-SとPスト出せ」って書いて送りました。
MBのディティール量でEx-Sとパーフェクトストライクとか本当に出たらそれを見つめるだけで一日を過ごす自信がある(おおげさ

「理想だらけの戦時下日本」井上寿一

井上氏の新刊。
この密度でこんなハイペースで本を出し続けているというのはそれだけでも凄いものがある。

日中戦争下での国民精神総動員運動(以下、精動と省略)がどのように展開し、どんな問題に突き当たったのかを記した本。
結核の罹病率が諸外国に比して2から5倍以上にもなっていた当時の日本において健康推進を薦めたり、米国映画を禁じて外貨貯蓄を狙ってみたり、奉仕活動を義務付けてみたり、贅沢を節制すべく(これは上級所得層を狙った社会の平準化への動きでもあった)礼服の廃止や日の丸弁当の推進を行ったりと多岐にわたる。

しかし現実には強化週間の乱発で何がなにやらよくわからなくなり、上意下達の結果運動が形式化し、国産映画は視聴者を楽しませるものではなく、奉仕活動は「なぜ誰も彼も適正の考慮なく一様に土方の真似事なのか?」という疑問が呈され、日の丸弁当は「育ち盛りの子供にこんな低カロリー食を強いるのが本当にいいことなのか」という批判を招き、礼服の廃止は「普段と晴れの日で区別なく同じ服を着ろというのは日本人の礼儀にもとる」という反対が出て、結局日本の新体制はファシズムによるものが良いと回答したのは10%に満たないという結果に終わる。

結局のところは強力な指導力の不足という結論に帰結してしまう。
これ自体はありふれているが、その傍証となるこれらの事例は当時の世相を知るうえで大変興味深い。

ちなみに本題とは離れているが、私が一番興味深く感じたのは健康推進のためドイツの奉仕活動を学ぶべく出向した厚生省の官僚が独官僚から
「なぜ日本はトラウトマン工作を打ち切ったのか、『相手にせず』声明など正気ではない」
と問われたというくだり。

「防衛省」能勢伸之

防衛庁・防衛省の歴史の本。
ただ兵器の解説の類よりは古い言葉で言うところの軍政史がメインの本。
航空自衛隊がいかに設立されたかという歴史や、統幕の歴史などが述べられている。
最初は統幕の議長は内局の保安課長がやると自ら公言していたという。

また岸内閣が安保改定を求めたとき、アイゼンハワーがそれに対して統幕強化を要求したという話は従来の本で聞いたことがなく、非常に興味深い点。

他にもトモダチ作戦におけるオーストラリア軍(ちなみに現在、日本が2プラス2の定期的防衛協議の枠組みをアメリカ以外で設定しているのは豪のみ)の意外な活躍とそこからくる米軍の豪軍依存についての話、また2011年の日米2プラス2における「核抑止の効果的発揮についての協議で一致」という話など、あまり触れられない政軍関係の重要な話が多く、現代日本の防衛問題において政軍関係の側面から見ている人にお勧めの一冊。
ただし逆に兵器や戦術、日本防衛上のドクトリンはどうなっている?という側面から防衛問題を見る人には興味のない話しか載っていないので注意。

仮面ライダーW

放映当時はこれを持ち上げるのに平成1期を踏み台にするような言い回しが多くて、そのわりに見ていて面白いと思えなかったので敬遠していたのですが、小説版を買ったのをきっかけに見返してみたら普通に面白かったです。

・最初は典型的な人情家とクール肌の対立でスタートしたのにファング登場の15話あたりですでに確固たる絆ができてやんの。
相棒の忠告を聞かなかったツケだ、絶対に助けに来るな、俺のことは忘れろ!という翔太郎の台詞を背中に聞きつつアームズドーパントから逃げ出したフィリップがひと段落ついて
「どうしよう……二人を助けなければ……でもどうやって」
と明らかに翔太郎の台詞通り助けに行かない、という選択肢が最初から除外されているのがまたニヤニヤする。

・人数減らしただけに掘り下げが深くなったなぁ、というのは感じる。

・照井は最初に出たときは「この街は腐っている!」と断言して、変身解除した生身の人間相手に容赦なくエンジンブレード振りかざすような男だったのに最終話では
「この街は腐ってなどいない!この街を汚すものは俺が許さん!」
これは感慨深かった。

・井坂と初めて翔太郎・照井サイドが会った回、仇を前に手も足も出ず叩きのめされて変身が解けて
「奴が目の前にいるのに!」
と地面を叩く照井、鬼気迫る演技でした。
この回はヒートトリガーツインマキシマムを決行しぼろぼろになって倒れた翔太郎を見て
フィリップ「誰のおかげで翔太郎がこんなことになったと思っている!」
照井「俺の復讐が先だ!」
とフィリップもずいぶんデレたなあとか思ってました。

たとえメモリの副作用で死んでもいいから手品を成功させたいと言うリリィに「そう思っているのはお前だけだ!周りを見ろ、心配している家族がいる!」と諭す照井。その台詞がそっくり仇が討てれば死んでもいいと言う自分に対して翔太郎が言った台詞だと気づく、この流れイイ。

・ナイトメアドーパント回は照井・フィリップの大阪人Verに爆笑。
「最近はあんまゾクゾクせぇへんなぁ」
「俺に質問をするなや!」
あからさまなチャラ男化しているのに口癖は健在の照井。

・なんとかして翔太郎とフィリップの間を引き裂きたくて、最後はドーパントをけしかけまでしたシュラウドが最後の最後で「左翔太郎はあなたの家族よ」と認めたのは胸熱。

・所長も当初はウザキャラだったんだけどだんだん空気を読むことを覚えていって一度は翔太郎とのコンビ解消を決意しようとしたフィリップを諭したり、エクストリーム化した若菜をスリッパでどついたりといいキャラになりました。

・唐突に悪人がいい人化するのはちょっと眉を潜める部分。霧彦さんとか子供は犠牲にしていかんけど大人ならいくらでも犠牲にしていいって言ってるわけで、別に悪事を根本から反省したわけじゃないんですよね。
ただ「もうじきにお前死ぬよ」と言われてもいつものあの余裕のポーズを崩さなかったことはかっこよかった。
最後のフィリップを見送る園咲一家も、まあこれがきれいな形だし、ガイアメモリから開放されればこうなんだろうなっていうのはわりと無理なく自分を納得させられました。

・ジーン回で振り切った照井。
バーナビーといい復讐キャラは復讐果たすと開放感と達成感からなのか妙なことするよなあ。
真顔で「絶望が俺のゴールだ……」とつぶやいた後脱兎のごとく逃げ出すのが妙にシュール。

・照井マジ不死身の男。
テラー戦ではテラードラゴンに噛み砕かれてベッドでうなってたのにもうその回のうちに這いずって出てきてテラーとの第二ラウンドに参加、タービュラーとの合体でテラードラゴン撃墜という大金星。
ユートピア戦では思わず翔太郎が変身をためらっているうちに丸焼けにされ集中治療室に……と思ったら最後事務所でミイラになってコーヒー飲んでる。素直に病院にいろよ(笑

・テラー戦といえばなんで園咲家が深いところにかかわっているのは明確なのに翔太郎はその線を捜査しないのかという疑問にちゃんとした回答が示されたことにうまいなーと思いつつも恐怖状態の翔太郎やべえ。
所長の足音にびびり、電話にびびり、声をかけられただけでびびり、もはや発狂寸前でした。

・最終回はフィリップ復活で大喜びで抱きつく翔太郎に苦笑いしながら「相変わらず全然ハードボイルドじゃないなあ」とか言ってるけどこっちは泣きそうですよあの翔太郎の喜び方見てると。
いい最終回でした。
30分のうちに組織も壊滅し、名前も明らかにされなかったEXEのカリスマリーダーことエナジードーパントさんに合掌。

2012年度神戸オフ

というわけで恒例の神戸オフ。今年は年末→年頭→3月とずれにずれ込みましたがおかげで参加できた(年末は金がなく、一月は入院で参加不能だったので)ので人生万事塞翁が馬やなあ。

俺はリアルの近隣にはオタ話できる相手がいないので毎年ここ行って喋るのがすごい楽しみなんですよね。

今回の戦利品はこんなところです。
off.jpg


ふらっと入った古本屋での掘り出し物と、しゃべる無謀編&ライデンの帰還フラゲできてよかった。

GJ部◎もいろいろ面白かったです。
ゆびきりげんまんでまたここに来いと主張したりロッカーに二人で入って「お前もうちょっとくっついてもいいんだぞ」とか言ってる部長はやはり単なる高慢理不尽型暴力ツンデレの枠には収まらないものがある。
あと部長馬鹿にされて怒るキョロ、やっぱこいついい奴だよ。僕は自分の意思でここにいるんですって断言したり。

あなたの傷ついた心を抱きしめ 儚い夢を見る

・キャプテン・アメリカはあんなコスチュームだけど実際には見た目の印象と違いガチガチの愛国者というわけではなく、むしろ彼は自由と博愛というアメリカ建国の理念の体現者であるリベラル寄りで、政府と対立することも多い……てな話を小耳に挟んだので、ヘタリアBL二次創作が興じてアメコミにのめりこんだ友人に「その辺本当なんか?」と質問してみたところ実際そのとおりなんだそうで。
911にも割りと冷静だったので向こうのネトウヨからは「マーヴルはキャップを腰抜けのヒッピーにしやがった」と言われているらしい、と。まあ伝聞のそのまた伝聞の話でどこまで本当かは知りませんが。
その点日本のヒーローは個人営業が多くて社会や政治の出来事から影響を受けることは少ないような気がする。

・RG新作にGP01きたようで。
GPシリーズはHGUCでもMGでもGFFでも初期にリリースされたものなので今見るとどうにも見劣りするので(ロボット魂フルバーニアンどうなったんだよ)Ver2.0的なもの出ないかなーと思ってたらRGで出るということで大喜び。
01が出るなら当然フルバーニアンも出るだろうし。むしろ個人的にはフルバーニアンのほうが好きなのでそっち早く出て欲しいですが。
あとプラモ話でいえばACVIはV系に移行したかと思ったらバルバロイ出るんじゃないですか。他にもレイテルパラッシュとかも出て欲しいので4系キットも続けて欲しいなあ。
OIGAMI、既存の二脚ネクストじゃ支えられないんだよなー。雷電はよ。

読書メモ「防衛省」能勢伸之

法律上、日本の安全保障についてのことを担当していることになっているのは防衛省ではなく外務省。
防衛省が担当しているのは防衛についてのこと。

未来 悲しみが終わる場所

ブレイド小説版は色々評価が分かれているようで、述べたように俺も全肯定はできないのですが、今度こそ文句なく誰にとっても悲しみの終わった未来にたどり着けたことは買う。

・急にVF-25トルネードが欲しくなったけど超合金は高いし希少だしおまけにあんまり色が好みじゃないしで、面倒だけどプラモ版を買ってきて自分の好みの色に塗ることに。
どんなのがいいかなあと考えた末、VF-25マスターファイルのSVF-440デュラハンズカラーにしようと思いついてグレーで塗った……ところで気がついたんだけど、トルネードパックってフロンティア船団以外でも使われるのかこれ。

結局あれこれ調べてどうやら他船団にあってもおかしくはないということらしいので一安心。

・本棚に昔死んだ爺ちゃんが買ってくれた星座の本があって、それはずっとちらちら見えるんだけどどうしても読む気になれないんですよね。
というのも天文学や考古学は余裕で100万、1000万年単位の時間が流れるのでどうにも自分のやっていることのちっぽけさを思い知らされる感じがして落ち着かない。
とくに政治・安全保障の本を読むようになってからはそれを強く感じますね。
こちとら30年で「もう明確な予想が立てられない遠い将来の話」になっちゃうのに。

・ノモンハンの戦いといえば酷使が新資料と称して赤軍の損害も大きかった、日本の負けじゃなかったとかこいては相手にされないジャンルですが、この間何気なく酷使のブログを見てたらなんか赤軍の投入兵力自体がすごいインフレしてました。
俺が大学生だったころは10万説(ちなみに実際には5万なのですでにこの時点で二倍のインフレ)だったのに、いつの間にか30万の赤軍と戦ったことになってる。
南京大虐殺の被害者数がだんだん増えていくのに似る話だ。

しかし酷使の寝言にもだいたい慣れてきたんですが、442連隊の持ち上げだけは未だに吐き気がします。
彼らはアメリカ社会に自らもアメリカ人であることを認めさせるために戦ったのに、なんで日本人がそれを自慢げに語るのか。

・TR-5フライルー・ギガンティックアームを再現すべくHGUCフライルーとサイコガンダムを用意したのですが、ところで腕をもがれた後のサイコガンダムはどうしたらいいんだこれ……
以前ヴィンセントにつけるフロート買うべくランスロットエアキャヴァルリー買った時も無駄にランスロット本体があまりまくって困りましたが……

・いまさらですが、GJ部の紫音さんってミルキィのシャロなんですね。
GJ部のキャストリスト見たとき「なんかこれミルキィで見た名前が混じってる」という印象はあったんですが……
この上ないロリキャラのシャロと大雑把に分ければ年上クールビューティキャラの紫音さんとで声が同じに聞こえない。

va.jp

1/100のヴァーチェによるGNバズーカ・バーストモード。ただし砲身後端を胸部に接続するのをさぼってる手抜き版ですが。
ちなみにこの画像、SICオーズタジャドルは飛行状態ディスプレイに見えますが実際には魂ステージが完全に重量に負けており、偶然胴の幅にひっかかってこの状態になってるだけです。
クリアパーツのウイングは背後から光当てるときれいなんですが。

ちなみにこの画像を見て「あ、νガンダムが写り込んでる」とわかる人、どうか友達になってください。

GJ部 10話

俺も紫音さんに噛まれたい……

怒ってる紫音さんかわいい
噛み付くSD紫音さんかわいい
部長もかわいいけど紫音さんもかわいい

あとジルの霞ちゃんへの肘鉄のシーンの顔。

「仮面ライダーブレイド」宮下隼一

剣のノベライズ。本編後日談の小説ですね。

たかたが300年で死ねない苦痛や孤独に苛まれて死を望むようになる剣崎なんか見たくなかった、もっと剣崎にはそういうところでも強いヒーローでいて欲しかったと思うけど、今度こそねじれこんにゃくこと統制者に引導を渡して、剣崎と始がまた会えるようになったことは素直に嬉しいとも思えて、全肯定も全否定もしにくい、そんな感じ。

TV最終話で棄てたはずのブレイバックルをなんで剣崎がまた持ってる?とか、ラウズカードはハート2スピリット以外は封印されたはずなのになんで始がカリスやワイルドカリスになれるんだ?とかはまあこの際細かいことだからいいか。

あ、記憶を失っても相変わらず剣崎はヒーローだったことは嬉しかったです。

GJ部

最初はちらっと見て「まーたこの手のハーレムアニメか」とさっと流したんですが、恵ちゃんの声がすごく独特で中毒者が多く出てる、ためしに公式で電話ボイス聞いてみたらという話を聞いて聞いてみたら一発ではまりました。

比率からいってハーレムでないとは到底言えないのですが、それでいながら恋愛要素がまったくなくて、なおかつ主人公のキョロがちゃんとみんなから好かれているのが分かるというのがミソ。
6話冒頭でキョロが珍しく部室にいないシーン、
「なんであいついねーんだよ、用事ってそれは部室で私らとダベるより大事なことなのか」
と毒づく部長。
そこに紫音さんがキョロからメールをもらって「今彼は妹君と出かけている」と告げるんですが、ここで誰も「なんでお前キョロのメールアドレス知ってるんだよ」と言い出さないのがこの作品の特徴だと思うんですよね。
あと部長が
「なあきらら、お前もキョロいないとさびしいか?」
とふと聞いて恵ちゃんに
「あっ、お姉ちゃん、お前『も』って言った」
と言われて、ここで部長が変にツンデレ的な照れ隠しで否定するようなリアクションを返さないところ。

そのあと部長がキョロとレストランでお子様ランチ食べるわけなんですが、キョロが
「こんなん絶対デートじゃねえ……」
とかげんなりしているのに、ぱっとシーンが切り替わって帰路についた二人の様子を見ると当然のように手をつないで歩いている。
これがキュンキュンきましたね。
この距離感、変なラブコメ的ツンデレ描写なく自然とキョロとヒロインがスキンシップを取っているというさりげなさがたまらないです。
秋田作品以外でこんなさりげないわざとらしくない作品に出会えるなんて思ってなかったってくらい。

西日が差し込んで暑いというシーンで手が冷たいだろう、とキョロにべたべた触る紫音さんのシーンとかも好き。

あと主人公が結構好感が持てるのもポイント。
この手の作品にありがちな鈍感キャラではないんですよね。
3話で「男ってのはいつでも自分がモテるってことを疑わないって本当か?」で部長に二度もハメられてからかわれ、さすがにすっかり落ち込んで部室の隅っこでひざを抱えてうなだれるシーン。
これを見て部長がさすがに「悪かったよ、落ち込むなよ」と謝るのですが、キョロが反応しないもんで逆に部長が泣き出すのですが、これ俺だったら「何おまえが泣いてんだよ、泣きたいのはこっちだ」くらいの文句は言う。
そこをキョロはぱっと立ち上がって
「別に怒ってないですよ、すねてただけです。あんまりいじめないでくださいね」
って笑顔で部長を慰めてあげるのがまあこいつできる……ただもんじゃねえ……これは好かれるわー。
この状況で露骨に鼻の下を伸ばすでもなく、他部員を異性と見てないわけでもなく、それでいていじられるとちゃんと反応する。そりゃあ部長や紫音さんは楽しいでしょこれ。

とりあえずBDとキャラソンは即断で全巻予約。

更新できなかった理由としてびっくりするくらいリアルがうまくいってなかったというのもあるんですが(いや今もうまくいってるとはいえないけど)、それに関連してプラモも作ってなかったし、アニメ漫画ラノベも開拓が進んでなくてネタがなかったのも大きかった。という言い訳。さぼっててごめんなさい。

まあ流行の作品があわなかった、定期的に感想書けるものがなかったっていうのもかなり大きいですが……
そんなアンチ入った愚痴なので以下は追記枠に。 【“”の続きを読む】

・VIPで初めて投下されたガルパンのSSがよりによって南瓜鋏とのコラボだったというのに笑ってしまう。
まあ史実戦車だと車載機関銃あるんだし901ATTべつに怖くないんじゃね?とかはこのさい野暮なつっこみということで。
南瓜鋏世界の戦車には機関銃ないんですよね。というかそもそも機関銃自体がまず存在していない。
このへんのいびつな技術発展の仕方をきっちり劇中で説明してくれるのはシンプルに伍長無双が見たいアクション好きの読者にとってはきついでしょうが、個人的には歓迎。
スカスカの世界観で伍長や少尉だけが強く正しくカッコよくて、メーネやドアノッカーで無双しとけばとりあえず全部なんとかなるみたいな話だったらこんなに何回も読み返さなかった。

・俺は原付を使って移動するのですが、その関係で「いちいち合羽着るのめんどい、最初から防水性の高い上着を」ということで防水のコートを求めた結果ドイツ軍の払い下げ品を着ているのですが、学生時代から着ているおかげで裾とか擦り切れてるし日焼けで変色してるし撥水性自体も衰えてきたので、あらかじめ別に買っておいた同じ色でほぼ同じつくりのこれまたドイツ軍の防水コートに衣装変えしようかなと思っているのですが、「軍用コートっていうからにはぼろぼろで日焼けして擦り切れてるほうが正しいだろ、むしろつるつるピカピカの新品のコートのほうがかっこ悪い」とか思ってしまって微妙に踏み切れない。

歴史群像 2013年2月号

冷戦下のワルシャワ条約機構軍とNATO軍との戦いはどのようなものか?というのは人づてには聞いていたのだが資料がなかったので非常にありがたい特集だった。
(詳しい人には何をいまさらな内容だっただろうが……)

ただ冷戦後期にはワルシャワ条約機構軍とNATO軍との平時兵力はほとんど差がなく拮抗していたというのは知らなかったので驚いた。

<フィリピン外相>日本の集団的自衛権行使容認検討など支持

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130312-00000065-mai-int

 【マニラ岩佐淳士】フィリピンのデルロサリオ外相が毎日新聞の単独会見に応じ、「日本国民が防衛力の正常化を望むなら我々は歓迎する」と述べ、政府・与党が集団的自衛権の行使容認を検討していることを支持した。また東シナ海や南シナ海で影響力を強める中国を念頭に「地域の安定のため、いずれ日本を含めた防衛条約を結びたい」と語り、親米国を中心とした軍事同盟結成の構想も明かした。

【ギブ&テークの幻想、米国を意識した容認論】特集ワイド:集団的自衛権行使 本当に国益にかなうのか 首相が意欲、憲法解釈の見直し

 外相は南シナ海で領有権を争う中国の東南アジアにおける覇権拡大を警戒し、「より強い日本は地域安定化のため重要な役割を担うことができる」と日本への期待を表明。「日米同盟や日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)の関係強化が必要だ」とも話し、日本の集団的自衛権行使容認に伴い親米勢力が東南アジアで影響力を増大することを求めた。

 さらに「防衛力の正常化など(日本の)憲法が改正されれば、日本との防衛条約締結を前向きに検討する」と述べ、米国や、米国と同盟関係にある韓国、オーストラリアなども含めた相互防衛体制の構築を望んでいることを明かした。

 旧日本軍の侵略を受けたフィリピンの外相としては異例の発言。太平洋戦争で旧日本軍の侵攻を受けたフィリピン国内では、高齢者を中心に日本の軍国主義に対する根強い抵抗がある。しかし、外相は「大切なのは過去よりも未来だ。戦後、日本とは親密な関係を築いてきた」と語った。

 中国と南シナ海で領有権を争うフィリピンは、強大な軍事・経済力を背景にした中国に事実上、実効支配地域の拡大を許している。フィリピンは「航行の自由」を掲げてこの地域への関与を強める米国を後ろ盾に、中国に圧力をかけようとしている。一方、日本も沖縄県・尖閣諸島をめぐる中国の動きに危機感を強めており、日本とフィリピンは海上安全保障に重点を置いた2国間協力で合意するなど連携を深めている。


フィリピンは周辺事態法制定のときも「フィリピンは適用範囲外」という答弁に対して範囲内に入れろと言って来たように記憶しているが、南沙諸島問題に代表される対中関係に日・米のコミットメントを引き出したくて躍起になっている、という印s等を受ける。
しかし日豪関係のようにとは言うが、「大量破壊兵器の不拡散、災害支援、テロ防止で協調していくことを合意」という日豪の防衛協力関係なみのことをフィリピンにできるのか疑問を感じる。
政治的にも未成熟で未発達で信頼していいものかどうかという点もあるし、日比防衛協力と言ってもフィリピンが協力できることはなんなのか。

「2・26事件とその時代」筒井清忠

従来まったく非合理的な、勝手な義憤によってのみ立っていたと解釈されてきた2・26事件の決起将校たちにも彼らなりの合理性はあった、とする本。

まず筆者は決起将校を「現実の天皇を絶対とする派」と「理想の天皇像を現実に追求する派」に分ける。
獄中から昭和天皇を叱咤する文章を書いた磯辺浅一が後者の代表。

襲撃目標も

・現内閣(岡田啓介内閣)打倒
・通例の後継首班候補者排除

まずこれによって反皇道派系の要人を暗殺し、その上で

・東京外にいる軍長老の宇垣・小磯ら大将および中将に保護検束を要求
・軍事参議官も反皇道派とみなされる人物は即時罷免や関東軍司令官への転出を要求

これによって皇道派に反対する人間を排除し賛成派のみが残ったところで軍上層部に大命降下するよう仕向け、なおかつそのときには真崎しかいないという状態を作ることを狙うというもので、それなりの合理性をもって工作を考えていたことがわかる。

それが阻止されたのはひとえに木戸幸一(内大臣秘書官長、当時)が真っ先に昭和天皇に
「暫定内閣の成立は反乱軍を利する、対処としては辞表は一時預かりとしてまず反乱鎮圧で一本化すべき」
と上奏しこれで宮中をあらかじめまとめたことで、もしこの上奏がなかった、あるいは気づくのが遅れていたらいかに昭和天皇の反乱軍鎮圧の意思が固くとも次々に暫定政権成立を上奏され続ければそれにどこまで抗しきれたかは疑問、と述べている。

決起将校たちの持っていた計画をよく精査した上で綿密に述べられた本で、これに比べると藤井非三四「2・26帝都反乱」あたりはいまひとつ掘り下げの浅い本に思える。
(ただ藤井の本も当時の世相として5・15事件の犯人は現職の首相を不法な武力で暗殺するという一大事件だったにもかかわらず、本来適用外のはずの恩赦を受けて早期に釈放された、というくだりや、それに対して2・26事件では徴兵された若者を持つ親から「こんな勝手な独断に付き合わされる兵隊こそいい迷惑」と述べる意見が多く寄せられたなど興味深い記述もあり、まったく無価値でもない)
現状の2・26事件解説としては決定版とみなしてもよいのではないか。

漫画いくつか

「はやて×ブレード」17 林家志弦
ここで終わり?!あんまりだよ!続き!続きはよ!という感じの待ちに待ったはやて・綾那ペアvsセンパイさん・ゆかりペア編。
はやてみんなに好かれてるよなあ。劇中でも言われてるけど黒組を阻止しようと出てきた連中、ほぼ全員はやての人脈じゃん。綾那は自分の友人関係についてここで何か思ったりしなかったんだろうか。
「それないと困るん?要るん?」
「いらん!困らん!泣かん!」
ここ地味に好きです。

「PEACEMAKER」10 皆川亮二
干からびた死体の描写がリアルすぎて困る……
このあたりさすがミナガー。


「新ゲノム」古賀亮一
パクマンさん健在。この一言に尽きる。
いきなりパクマンさんが股間に棒を刺してトウモロコシ焼いてるシーンから始まったりとかよくわからないがすごい勢いだ。

「魔術士オーフェン しゃべる無謀編2」
フォルテの話かと思いきや先生とコルゴンがボケ倒す話でした。
「うむ。わたしは即座に爆発する時空破壊爆弾とかに変化されたら対処のしようがないと心配した」
先生といいコルゴンといい何考えて生きてるんですかあなたたち。
そしてしょうもない理由で犬と生花が嫌いな先生。
ドラマCDも台詞メインの無謀編だからか結構聞けました。イザベラさんのヒステリー演技いい。死ね!寝込め!首曲がれ!あいつ爆発した爆発っぷりすげーい!

でもフォルテさん、
「18にもなるといろいろあるんだろう」
「18だったかしら。もうちょっと育ってなかった?」
「もう22歳になりましたっ!」
「そうだったか?背も伸びなくなると年齢とかどうでもよくなってしまうな……」
子育てちゃんとやってる人が言うならギャグで済むけど、娘がぐれて家出した父親に言われても笑えませんよこれ。

「戦前日本のグローバリズム」井上寿一

井上氏の昭和3部作。
国粋主義隆盛とされるこの時代においても実は日本は国際外交に熱心であった、という内容。

松岡洋祐の国際連盟退場は松岡本人は失態だと思っていたのに国民に歓迎されたというのは現在では有名な話だが、この本はもう一歩掘り下げて外務省本省が脱退に積極的で、それに対して消極的だった松岡とやり取りがかわされたという話を描いている。
また連盟脱退自体も実は国際協調を重視した結果であり、というのも連盟にとどまっていれば熱河作戦が自然と問題視されることは避けられず、そうなったら連盟規約違反はどう見ても明らかであったため脱退せざるをえなかった、とする。
(つまり政治が軍を統帥できないという情けない事実を前提にしているのだが……)
また脱退後も日本外交は欧米との調整を欠かさなかった。

また日本の生命線として重要視されていたと語られる満州も実は当時の国民にとってはあまり関心のない地域であり、満州からの遊説隊は担当省庁の長官にすら「さぞ君たちはフカシて回ったんだろうね」と冷笑される有様であり満州移民の数も実は中南米の1/5以下だった。

中南米移民はこの時代の日本の国際協調路線の産物で、ほかにもイスラームや中国などの地域への研究が始まったのもこの時期。
ただし当初の中南米移民は「日本に帰って錦の旗を故郷に飾る」ことばかり考えており現地に溶け込もうという意思がみられなかった。

他にも英連邦のブロック経済切り崩しに苦慮する日本外交など、通説では描かれなかった部分が多く、非常に興味深い一冊。

「戦前日本の国家構想」井上寿一

井上氏の昭和3部作。
議会主義・農本主義・国家社会主義・社会主義という4つの社会構想がいかに展開しやがて潰えていったかという本。

議会主義の歴史では反軍演説で名を残した斉藤隆夫でさえ後期には政党政治家ではなく軍人政治家(具体的には宇垣)に期待を寄せていたというのが目をひく。
5・15事件は(2・26事件と異なり)社会的に同情を集めたというのは以前読んだ本で知っていたが、浜口雄幸首相の狙撃事件も世論どころか政党すら犯人に同情的で、首相への態度は形式的だったというのはいかにこの当時議会主義に厳しい目が注がれていたかを物語る。

社会主義の展開は一言で言えば内ゲバの歴史で、無産政党の候補が乱立しては内輪もめを繰り返し結局当時苦境にあった低所得層の意を汲み損ねたという話で、現在でも低所得層の意見が政治に反映されているだろうかと思うと進歩のなさに(同じ低所得層の人間として)非常に胃の痛い思いにかられる。

通説とは違う話を丹念な資料調査で掘り起こす井上氏の手腕はこの本でも健在で、氏の本を面白いと思う人ならおすすめできる一冊。

「昭和十年代の陸軍と政治」「2・26事件とその時代」筒井清忠

昭和史において、日本陸軍の政治介入は大臣現役武官制に拠るものではなかったのではないか?とする説を述べた本。

まず現役武官制が復活する前の広田内閣において軍部が政党政治家の入閣に強硬に反対、これが実質通ったことを最初の傍証として、現役武官制の典型的な結果とみなされる宇垣内閣の流産はただ陸軍が大臣を出さなかったのではなく林銑十郎の擁立を考えていた石原派のみならず、陸軍全体の反発にあって「これでは組閣できても長続きしない」と考えられた結果宇垣の現役復帰などほかの案が退けられ流産したという結果であること、そしてもうひとつ典型的な陸軍の現役武官制による政治介入の結果とされてきた米内内閣の陸相辞任による総辞職は陸軍が反対させて辞めさせたのではなくドイツの電撃的勝利に幻惑され、また新体制運動が盛り上がっていた国内世論が米内の親英米路線に圧力をかけた結果米内がこれではやっていけないと考え陸相に辞表を出させることで自ら辞職した、というのが実際の事情だったということを記している。

陸軍の政治介入という大筋の枠組みそれ自体は否定しておらず、あくまでも陸軍の介入は現役武官制という制度が原因ではなかったとする本なので通説を全面的に否定する本ではないが、非常に興味深い内容だった。


閑話休題。
私がこの本を知ったのは酷使が「陸海軍大臣現役武官制はファシズムの原因ではなかった!この説を押す半藤一利はサヨク!」と歌をこいてるブログの宣伝記事だった、

「米国戦争権限法の研究―日米安全保障体制への影響」浜谷英博

米戦争権限法の制定過程や運用実績などを振り返って問題点をまとめた本。

議会が何もしないことで大統領に軍の撤退を強いることができるという規定は三権分立を犯すし、議会にとって健全なことではないという批判が強いこと、運用実態を見ても大統領の議会への事前通知制など厳守されていない部分も多々あり、結局予算案を議会が握っているという事実をもとに大統領と議会が調整を密にすれば戦争権限法という法律は必要ないのではないか、とこの本の著者は述べている。

ただ日米安保条約との関連で、極東有事にも60日条項が該当する、つまり日本の安全が危機に瀕しているにもかかわらず米議会の一存で米軍が一方的に撤収させられる事態もありうるのではないかという国会での議論の「米国に絶対的で自動的な日本防衛の義務を負わすことは戦争権限法の制定経緯からいっても不可能である」「有事に際し米議会が日本防衛を否定しないよう連携を密にしておくより他ない」という政府答弁を「空虚」と著者は述べているが、これに関しては評者はその政府答弁と同意見である。

200pほどと短い本だが、日米安保体制を考える上では重要なことを述べた一冊。

「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 」ひろやまひろし

1期を見たときはあまり独自性のないパロディだなーで済ませて一度買った本売り払ってしまったのですが、ドライをちらちら立ち読みして気になっていたところ「実はプリヤはZeroからの分岐だった」とか色々気になる話を聞いて購入。

正直バトルもの魔法少女系は「所詮女のお行儀よい小奇麗なバトル、流血描写もできないなんちゃってバトル」と見下していたのですがこれは普通に血流したりでガチンコの戦いやってますね。
そこも気に入った点なんですが、あとバゼットさんが強くてかっこいいのもお気に入りの点。
バゼットさん自分が死ぬのを前提にして蘇生魔術組んでおいて突撃とかなんだこのバーサーカー……
ダメットさん扱い一点張りじゃなくてこういうのが読みたかったんですよ!と言いたい。

まあ型月は延々桜に不人気ネタふるのを繰り返し続けたりとかそういうキャラいじりがあれなところあって、それがいまひとつEXTRAやプリヤが好きでも型月やきのこそのものを好きになれない理由なんですが。
ひたすらニートネタふられ続けるセイバー見てるとこの手のお遊びに付き合わされることが少ないらっきょとEXTRAのファンで良かったと思う。

ヴァリアブルマスターファイル VF-0

VF-0をレストアしようというプロジェクトX話が熱い。
設定に凝るっていうのはこういうのをいうんだよっていうか。
ついにEGF-127改の復元に成功したスタッフは感動のあまりむせび泣いたというくだりはこっちまで胸が熱くなる。
ボドルザー戦後のマクロス世界じゃ戦前文化の復興・保存に必死になっているというほかのページの記述といい、こういうくだりを読んでいるとマクロスF小説版のプラス外伝(ややこしいなあこれ)で、ランゾーの芸を保護したいという統合政府の意向もよくわかる。

しかし3段変形戦闘機なのにケーブルの許容誤差1mm以内とか正気の設計じゃないだろ。いやそもそも実戦に出すつもりじゃなかったものをむりやり出してるんだからそのくらいのことはさもありなんですが。
対抗馬のSv-51もSv-51でパーツ精度の誤差は数センチもあったとかそれはそれですごいですが。

でもVF-0ゴーストブースターの詳細解説なかったのだけは絶対に許さない。

ここで解説なかったらもう解説の機会ないのに……あんな面白機体の解説がないなんて……
アレ空母アスカの整備員のオリジナルだからもしかしたら資料残ってないということで解説ないかも、っていうのは覚悟してましたが、わざわざ航続距離延伸と離陸時重量増大のためにゴーストをブースターにするのは普及していたって後付け設定足しておいて解説ないのはあんまりだ。
VF-0A/Sの+仕様、FF-2001搭載型も解説欲しかったけど劇中視点だと資料なさそうだから仕方ないか。
でもエンジン二基の同調問題とかそんなあっさりとクリアできたのか?

あとそれなりの文章量が割かれてた空母アスカⅡですが、あれの仕様が未だに正確に把握できてないっていうのにモキュメンタリーとしてのリアリティを感じる。
モキュメンタリーとしての楽しさという意味だとアスカⅡへのモンスター搭載について
「エレベーターの荷重的に考えてほぼ不可能。だいたいなんの目的でそんなことするんだよ?でもOTM技術ぶっこめば絶対にないとも断言はできない」
という微妙な結論を下してるのも面白いところ。

しかしタキタさんこれにも出てきたのにはちょっと笑った。

ヴァリアブルマスターファイル VF-25

AVFでさえもてあますほどの性能だったのにさらにその性能向上型とかいらねえだろっていう雰囲気だったらしいけど、確かにそうだよなあ。
設計者たちでさえどんな戦場だったらそういう機体が必要になるかわかんねえって言うんだし。

まあそれも第117次調査船団の壊滅、つまりバジュラとの遭遇で吹っ飛ぶわけですが。
しかし対バジュラ戦を意識してのYF-24の要求仕様、
「VF-19Fの倍以上のエンジン推力」
「瞬間最大100Gおよびそれからパイロットを保護する慣性制御デバイス搭載」
「オプションなしでの距離無制限単独フォールド可能」
「ファイター形態でのエネルギー転換装甲ステージⅡ常時作動」
「マクロスキャノン以上の出力の重粒子反応砲を無制限に連射できること」

……どんな超戦闘機を要求してるのかと。

まあ実際のバジュラはVF-25をもってしてもアーマードパックやFASTパックを使ってやっと拮抗、それもすぐに通じなくなって実証試験も済ませてないMDE兵器まで駆り出してやっとなんとかなったってんだから新統合軍のこの要求もあながち無意味にハードル上げすぎとも言えないし、また500万隻規模のゼントラーディ基幹艦隊がやってきたらってなるとこのくらいの性能があっても損はしないですが。

そんなVF-25さんがリガードと戦う恒例の嘘ドキュメンタリーは6時間で40機が482機のリガードを撃墜という恐るべきスコア。
しかも問題なのはその間VF-25側は被弾による小破が2機のみで中破以上の損害なしという。

YF-24がAVFを艦載機にする60隻からなる空母機動艦隊の防空網を突破して空母に撃沈判定を与えたというマクロスF小説版の余話をしっかりフィードバックして拾っているのもイイ。
ガンダムだったらこんな緻密な連携は厳しい。
その後イサムとオズマが並んでテストパイロットとしてキャノピー全廃に猛反対したというのはこいつらなら確かに。

トルネードパックがYF-29の試験用だったっていうのは面白い説。
確かにあの空気抵抗でかそうなバカでかいビーム砲塔が機体内部に格納できるビーム砲に進化したっていうのは考え方として大いにある。

上草シオン=アルトは間違いない……のかなぁ。
いや、ここまでお膳立てされておいて別人とか言われてもそれはそれで困りますが。
VF-19乗りのエースは今でも飛行機乗りとして最上位の尊敬に値するというのはVF-19好きとしては嬉しい発言。
まああれは言い方を変えるととてつもなく乗りこなすのが難しい操縦性に難のある機体だって言ってるわけなんですが、「誰にでも乗りこなせる機体」よりは「一握りのエースにしか乗れない機体」のほうがロマンがある。

スコードロンカラーではVF-19本で活躍したデュラハンズ仕様のほか、エメラルドフォース仕様のVF-25も拝めてありがたい。
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